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ピーマンの食感と肉のジューシーさが際立つ"チンジャオロース"

  • 2021.6.6
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もはや日本の家庭の味ともいえる“チンジャオロース”。炒め料理の代表格にも思えますが、実はおいしく仕上げるコツは「炒めすぎない」ことなんです。中華鍋は炒める、揚げるはお手のもの、加えて燻(いぶ)すもできる万能調理器具!そんな中華鍋だからつくれるダイナミックな料理を、料理研究家の大庭英子さんに習いました。

ピーマンの食感と肉のジューシーさが際立つ"チンジャオロース"

■“チンジャオロース”のつくり方

2色のピーマンでつくると華やかなごちそうに。
ピーマン、牛肉とも炒めすぎないことがポイントです。
ピーマンのシャキッ、肉のジュワッ。二つのおいしさを堪能してください。


◇材料 (2人分)

牛赤身肉:150g(焼き肉用)
牛肉用の片栗粉:大さじ1
ピーマン:5個
赤ピーマン:1個
長ねぎ:10cm
にんにく:1片
赤唐辛子:1本
サラダ油:大さじ2
★ 調味料:
・ 酒:大さじ1
・ オイスターソース:大さじ1と1/2
・ 醤油:大さじ1
・ 胡椒:少々


(1)下ごしらえ
ピーマン、赤ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取り、幅5~6mmの斜め切りにする。ねぎは縦半分に切ってから幅5mmの斜め切りにする。にんにくは縦半分に切る。赤唐辛子は斜め半分に切って種を取る。牛肉は幅5mmに切ってボウルに入れる。

(2)ピーマンを炒める
中華鍋にサラダ油大さじ1を熱してピーマン、赤ピーマンを入れ、強火で少ししんなりするまで炒めて取り出す。

ピーマンを炒める
ピーマンを炒める

(3)にんにく、唐辛子を加える
続けてサラダ油大さじ1、にんにくを入れて弱火で香りよく熱して、赤唐辛子を入れる。

(4)牛肉を炒める
牛肉に片栗粉をまぶして入れ、中火でほぐすようにして炒め、肉の色が変わったら調味料を順に加えて混ぜる。

牛肉を炒める
牛肉を炒める

(5)ピーマンを戻す
ピーマンを戻し入れて炒め合わせる。

ピーマンを戻す
ピーマンを戻す

(6)皿に盛る
最後にねぎを加えてひと炒めし、器に盛る。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

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