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上白石萌音、初エッセイ集のタイトルに込めた想い明かす

  • 2021.6.5
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9月発売予定の上白石萌音さん初のエッセイ集のタイトルが、『いろいろ』に決定したことが発表された。タイトル発表と同時に、カバーデザインも公開された。

同書は、上白石萌音さんが書き下ろした50篇に及ぶエッセイを収録したエッセイ集。故郷・鹿児島への小旅行ルポや本人撮影のフィルムカメラスナップなども掲載している。

タイトルが『いろいろ』に決定した経緯について上白石さんは、打ち合わせで「魅力的な一面がまるでいくつもの色が重なって織り成すような人」と言われ、「私がこれまでの仕事の根底において大事にしてきたのは、自我を消して『求められる"色"に染まること』であった」ことに気づいたのがきっかけだと語った。

そして、そのことに気づいてエッセイを書くうちに、「たくさんの楽しいこと、嬉しいこと、つらいことなど、本当に『人生いろいろだな』と言える経験を次々と思い出し、そのすべてを大きな意味で込められるものにできたらと考え、『いろいろ』と名づけました」と明かした。

タイトルと同時に公開されたカバーデザインは、白を基調としてなるべく色を少なくしたクラシカルなもの。あえて「いろ」を少なくすることで見る人によって上白石さんの「いろ」を自在に感じ取ってもらえるように、との意図を込めて作ったという。題字は上白石さんの直筆。

『いろいろ』は9月下旬発売予定。7月1日から予約受付が開始される。

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