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楽しくて感謝もされる…! 少しの工夫で子どもが積極的に「親子でゴミ拾い」のススメ

  • 2021.6.2
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女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。9回目は、日常からゴミ拾いを行なっているecocoのメンバー宮本志保さん。今回はすぐにでも実践できるゴミ拾いをご紹介します。

最近やってるecoなこと #9

5月30日はゴミ0の日

【最近やってるecoなこと】 vol. 9

5月30日は「ゴミ0の日」と題して、全国にいるecocoのメンバーとリモートゴミ拾いを開催しました。メンバーで集まって実施したかったのですが、緊急事態宣言が延長されたこともあり、今回はそれぞれの住んでいるエリアでゴミ拾いを開催。東京や青森、千葉、埼玉、神奈川、名古屋、福岡から参加してもらいました!

ゴミの数は東京ドーム115杯分?!

日本のゴミの総排出量は4,272万トン。これは東京ドーム約115杯分に相当します! 1人1日当たりの平均ごみ排出量は918グラム。そのうち、生活系ごみは2,967万トン、事業系ごみは1,304万トンで、生活系ごみが約69%を占めています。(※ 平成30年度)

ゴミ拾いを始めたきっかけはイベントに参加したから

志保さん 子どもと公園で遊んでいると、お菓子の袋やペットボトルなどが目についてちょこちょこ拾っていました。ecocoのゴミ拾いイベントがきっかけで、より強く意識してゴミ拾いをしています。

それからは、子どもと公園で遊ぶときには公園までの道のりや遊具の近くなど、目についたゴミを子どもと一緒に拾うようにしているそうです。

ゴミ拾いを続けられるのは子どもたちのため

志保さん 自分の子どもだけじゃなくて、近くに住む子どもたちが安全に楽しく遊んでもらえるようにキレイにしたいという思いがあります。ゴミが落ちている道があたりまえの景色になっていることも悲しいし、汚いものだから触らないでって教えているのも虚しいです。

ゴミ拾いをしている時に「ありがとうね」と、直接感謝の言葉を伝えてくれた方がいたのはすごく嬉しかったです。

ポイ捨てで多いのはタバコ

志保さん 一番多いと感じるゴミはタバコ! 缶、ペットボトル、お菓子の包み紙も多いですね。気温も高くなってきて水風船のカスもよく見ます。最近ではウェットティッシュ、マスクも増えましたよ。

他にゴミにしていいかわからない子どもの上着とかもあったそうで、忘れ物もいつかはゴミになるから、拾うべきか置いておくべきかいつも悩むそうです。特に赤ちゃんのおもちゃとおぼしきものはとりあえず置いておくとのこと。ゴミの判断は難しいですよね。

ゴミ拾いのお気に入りのアイテム

志保さん 先日『ELEMINIST(エレミニスト)』で購入したトングがお気に入り! 子どもと一緒に楽しくゴミ拾いをしたいので、子ども用にも1つ購入しました。3歳の子どもにも使いやすい大きさでした。

ゴミを素手で持つのは衛生的にも抵抗ありますよね。おしゃれなゴミ拾いアイテムを使えばゴミ拾いもファッショナブルに楽しくできそう! コンビニやスーパー、100円均一などでも軍手や手袋などを販売しているので、まずは気軽に始めてみてはいかがでしょう。

宮本志保
フリーランスイラストレーター。ecocoなどでイラストを担当。3歳男の子の母。

※環境省

文・平野絢子

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