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家の中にいても紫外線対策は必要!外出しない=ノーメイクの人は要注意!

  • 2021.6.2
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在宅の時間が長くなると、メイクは軽めになったり手抜きがちになったり。
場合によっては「ずっとノーメイク!」という方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、自宅にいる間であっても、肌のためにサボらないでほしい、大切なことがあります。
それは、紫外線に対するケア。
今日は家にいるときでも重要な、紫外線対策についてお話しします。

家にいても要注意! UV-Aは窓から侵入する?!


「外に出ないんだから、紫外線対策は不要」
こう思ってしまいがちですが……。
紫外線の中でも波長が短い(290~320nm)UV-Bはガラスをほとんど通過しないため、窓を閉めた状態の屋内にいる場合はあまり気にする必要はありません。
UV-Bは肌の細胞を傷つけたり、炎症を起こしたりして、いわゆる「サンバーン(紫外線紅斑)の原因となる紫外線。
つまり、屋内にいるのであれば、日焼けで肌が真っ赤に焼けてしまったり、水ぶくれができてしまったりといった心配はないといえます。
しかし、UV-Aは違います。
紫外線の中でも波長が長い(320~400nm)UV-Aは、エネルギー自体は強くありませんが、雲やガラスを通り抜けやすいという性質を持っています。
つまり、日中でも遮光カーテンをいつも閉め切っているという方以外は、家の中にいても紫外線対策が必要になるのです。
UV-Aは、UV-Bのように肌表面に強い炎症を起こす作用はありませんが、皮膚の内部(基底層から真皮)にまで達し、長時間浴びることで肌のハリや弾力を低下させ、皮膚の老化を促進することが知られています。
また、表皮の単色メラニンを濃い色に変化させ、皮膚を黒化させる作用(サンタン)もあるため、気づかないうちにお肌のトーンがダウンしてしまう可能性が。
「ずっと家にいるから大丈夫」
なんて思っていると、知らぬ間にシワやたるみが増え、なんだか肌の色もくすんできた……なんて事態になることも!
降り注ぐ紫外線は、5月、6月と夏本番に向けて日々強くなっていきます。


自宅にいる間も、紫外線対策を忘れないようにしましょう。
また、意外と気を付けなければいけないのがドライブのとき。
外出自粛が続く中、買い物や通勤に電車やバスを避け、車を利用されている方も多いと思います。
大きな窓に囲まれた車内では、思っているよりも紫外線のダメージを受けてしまいます。
車に乗るときは、しっかり紫外線対策をおこなってくださいね。

在宅時におすすめの紫外線対策とは?


ほぼ自宅で過ごすときは、上図のとおり、SPFが20程度、PAが+~++程度もあれば十分です。
この程度の防御機能なら、日焼け止めでなくても、近頃はベースメイクアイテムにUV防御機能があるものも多いので、そちらの利用もおすすめです。
ファンデーションを付けるとクレンジングが必要になってしまうことが多いですが、石けんで落とせるタイプのベースクリーム(化粧下地)をていねいに塗って、プレストパウダーやルースパウダーなどをさっとはたけば…。
すっぴん以上、フルメイク未満のお家で過ごす日にぴったりな『カジュアルキレイ』が実現します。
夜も洗顔だけでOKになるので、ラクチン!
「WEBミーティングもあるし、すっぴんはちょっと……」
という方にもぴったり。
また、少しメイクをすることで、リラックス在宅モードから、リモートワークモードへ自分の意識を切り替えやすくなるというメリットもあります。

おうちにいるとき。
少し外出するとき。
出勤するとき。
TPOに合わせた紫外線対策を実施しましょう!

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

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