遂に日本上陸。世界最小ポラロイドでシャッターチャンスは逃さない

機能的なミニバッグ・ミニウォレットが定番化し、お出かけ時は、ほぼ手ぶらというスタイルが定着しつつある。荷物は増やしたくない、でもちょっとした遊びゴコロを持って外出したい。そんな今の気分にぴったりの新商品が登場する。4月にアメリカのポラロイド社から新商品発売のニュースがあった、ポラロイド社最新モデルにして、世界最小のインスタントカメラ「Polaroid Go」がついに日本上陸。6月より全国のMoMA Design Store（なんば店は除く）で先行販売が開始される。掌にすっぽり入るかわいらしいサイズ感ながら、機能は本格的。ポラロイドならではのアート感あふれるクラシカルな写真が、身軽に撮れるのがうれしい。身のまわりの景色も「Polaroid Go」を通して切り取れば、一気に創造的に見えるようになる。

Polaroid Goは長さ10.5cm、幅8.39cm、高さ6.15cm、世界で最も小さなアナログインスタントカメラだ。本体の重さはわずか242g。サイズ以外はほぼ同スペックの「Polaroid Now」の約半分の軽さで、持ち歩 いていることさえ忘れてしまうサイズ感だ。Polaroid Nowを踏襲しつつ、ギュっとコンパクトにしたようなデザインも魅力的 。レトロ感と現代らしいフォルムが共存したクールな佇まいは、持っているだけでもワクワクした気持ちにさせてくれそうだ。

小さくても機能は本格的で、フラッシュ機能はもちろん、セルフタイマーや多重露光撮影も可能。ポラロイドといえば、他社のインスタントカメラとは一線を画す、深みのあるアーティスティックな写りが魅力。撮影時の光の量、現像中の気温の影響を受けて風合いが微妙に変化し、同じ写真は二度と撮れないのも趣深い。もちろんPolaroid Goも、その能力をしっかりと発揮してくれる。

Polaroid Goは本体だけでなく、フィルムサイズも通常より小さめ。アイコニックな正方形のフォーマットとそれを取り囲む白いフレームはそのままに、従来のフィルムサイズである縦 約10.8cm ×横 約8.9cmから、縦 約6.6cm ×横 約5.4cmのブランド史上最小サイズに再構築されている。82年ものあいだ愛されているポラロイドだが、新しい表現の可能性が広がりそうだ。

ポラロイドカメラの魅力をそのまま、小さなボディに搭載したPolaroid Go。身軽に持ち歩けるからこそ、身のまわりのちょっとしたシャッターチャンスも逃さない。行く先々でインスピレーションを与えてくれる、心強い相棒になりそうだ。