【熱中症対策】麦茶も白湯も拒否！管理栄養士の裏ワザ「水ゼリー」でカンタン水分補給

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、2021年4月に寄せられた相談のなかから、専門家の回答が役に立ったとの声が多かった「赤ちゃんの水分補給」に関するご相談です。

Q．白湯や麦茶を飲みません

1歳4カ月の男の子を育てています。生後7カ月ごろからマグの練習を白湯で始めましたが、哺乳瓶以外のものを嫌がり、大人が手を添えて手伝おうとすると腕を振り回して大泣きする状態が続いていました。気まぐれですがたまにはストローを吸っていたので、できない訳ではないと思います。1歳3カ月になって急にストローで麦茶を飲むようになり安心していたのですが、それも2週間くらいのことで、今度は一切拒否するようになりました。スプーンであげようとしても、哺乳瓶に入れてもまったく飲みません。

現在の離乳食ですが、
軟飯90gとおかず90g、牛乳40ml +白湯20mlで薄めたものを3回、就寝前に育児用ミルクを200mlです。
水分不足なのではと、間に麦茶を飲ませようとしても拒否されます。麦茶は温度、濃さをいろいろ試しましたが効果はありませんでした。水分を拒否するようになってから、おしっこの量が減り、うんちは2〜3日に1回コロコロしたものになりました。牛乳をうすめて飲ませるようになってからは回数が増えましたが、以前よりは少なく感じます。これから熱中症も心配ですし、どうしたらいいかわかりません。

どうぞよろしくお願いいたします。

小林亜希管理栄養士からの回答

ストローで飲むことができないわけではないとのこと、頑張っていますね。スプーンや哺乳瓶などいろいろ工夫されていますね。食事にも水分が含まれていますし、飲み物としても380mlとれている様子なので比較的水分はとれているお子さんなのかなと思いますよ。

今後もこまめに遊びの合間、お散歩後、お風呂後など30ml程度ずつでよいですので、お茶のもう？と声かけしていただいたり、ママさんと乾杯をして遊び感覚にしたりと進めていただければと思います。

また、今後おしっこやうんちにも心配がでてきたときは、果物にも比較的水分が含まれています。間食として召し上がっていただくようにしたり、水ゼリー、麦茶ゼリーなどを用意してあげて飲む→食べることで摂取していただくようにしてもよいですよ。

水、麦茶ゼリーですが、寒天やゼラチンなどで固めていただく形になります。
寒天→1％未満（水分250mlに対して2g）
ゼラチン→2％（水分300mlに対して5g）程度が目安になると思います。
メーカーによって違うかと思いますので、お手元の表示をご確認ください。

保存期間は、冷蔵庫で1日以内が目安になります。冷凍→解凍はボソボソな食感になりますのでおすすめできません。

※参考：ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください。

【離乳食完了期】まるごとスイカゼリー

材料（作りやすい分量）

・スイカ（小玉）……1個（800g小玉スイカ）

・寒天（パウダー） ……2g

作り方

①スイカを横半分に切り、中身をくり抜きタネを取る。半個分だけきれいにくり抜いておく。

②①をミキサーまたはブレンダーにかけ、滑らかにし、こし器でこす。

③②と寒天パウダーを小鍋に入れて火にかけ、沸騰して10秒程たったら火から下ろし、①のスイカの器に流し入れる。

④粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固め、食べやすい大きさにカットする。

※スイカゼリーを食べさせる際は小さく切るなどして喉に詰まらせないようご注意ください。

作者：yutomamaさん

スイカの旬は、5〜8月。スイカには水分だけでなく、糖分やカリウムなどのミネラルが含まれており、熱中症予防にもおすすめです。5〜6カ月ごろ（離乳食初期）から種をとりのぞき、すりおろしたり汁をしぼって与えることができます。旬の味をご家族で楽しんでみては！？

※赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があります。月齢や進め方は目安です。赤ちゃんの様子をみながら離乳食をすすめてください。

※食物アレルギーのない赤ちゃんを対象にしています。アレルギーのリスクが疑われる場合や診断されている場合は、医師の指導にしたがってください。

※アレルギー表示は目安です。実際の食材および加工食品とは異なる場合があります。パッケージ裏などに記載の原材料やアレルギー表示、成分表等をご確認ください。

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※参考：

・ニュース（食・レシピ）：一度作ってみたい！あのスイカまるごとゼリーが超簡単【管理栄養士監修】

ベビーカレンダー編集部