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身にまとう香りを変えるなら、今!梅雨の気になるニオイを一新してリフレッシュ

  • 2021.5.30
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湿度の高い日本では、これから梅雨にかけて、スッキリしない湿った匂いがこもりがち。雨に濡れた靴や衣服、入浴後の濡れたタオル、生乾きの洗濯物などから、漂ってくる独特の香り……。気温が高くなると空気の流れが速くなり、匂い分子が鼻の粘膜に届きやすくなるため、いろいろな匂いがより強く感じられるのだそう。ならば、そんな気候を逆手にとって、お気に入りの香りで周囲を満たそう。気温も湿度も高くなるこの時期は、自身にまとう香り、部屋を満たす香りを見直す絶好のチャンスだ。身の回りの香りを変えて、これからの梅雨の時期を爽やかに過ごしたい。

【ココロを整えてリフレッシュ】「THENN」の個人セッションで、“いま”に寄り添うアロマブレンドを

じめじめとした季節をスッキリと過ごすために欠かせないのが、植物由来の香りの源・アロマオイルの力だ。ファッションPRとして活動する傍ら、植物学を学び英国IFA所属のセラピストとして活動する加藤広美さんが主催する「THENN」。その人に合わせたアロマオイルをブレンドするセッションを行っている。カルテで現在の健康状態を確認後、心身の状態に合わせた精油とベースオイルを選定。香りと効能を掛け合わせ、テイスティングしながら一人ひとりに合わせたブレンドオイルを一緒に製作したら、そのままガラスボトルに入れて持ち帰ることができる。

ブレンドしてもらったオイルの1番シンプルな使い方は、手に馴染ませて香りを楽しむ方法。 鼻から入った精油の分子が瞬時に大脳へ届き自律神経やホルモンへ影響をもたらしてくれるという。自分のコンディションに合わせて作られたアロマオイルで、大きく深呼吸。スッキリしない気候が続いても、自分自身はスッキリ、リフレッシュできるだろう。

【美髪をキープ】独自のセンスが光る「BULY」の香りで、梅雨時期もうねり知らずの髪に

フレグランスからスキンケア、美容ツールに至るまで、上質を好む大人たちの琴線に触れる多種多様なビューティグッズが充実しているパリ発の総合美容専門店「OFFICINE UNIVERSELLE BULY」。創業当時のパリをイメージさせる装飾的なパッケージやカリグラフィーの演出も好評だ。
パリ発というだけあって、BULYの香りは唯一無二。鉱物や苔をイメージした深い香りから、柑橘系のフレッシュな香りまで独自の世界観で鼻をくすぐる。キャンドルやアラバストルストーンなど、ルームフレグランス類も手放せないながら、この時期のおすすめは全6種のボディオイル「ユイル・アンティーク」だ。優しい香りをまといながら全身を保湿してくれる上、ヘアオイルとしても使えるので、ウネウネ・パサパサしがちなこの時期の髪の毛も美しく保つことができる。青山骨董通り店では、理化学研究用のガラス器具を使ったインスタレーションでそれぞれの香りを試せるので、今の自分の肌に、髪にしっくりくる香りを吟味しよう。

【空気を浄化】ユーカリのナチュラルスワッグが叶える、優しく穏やかな空間清浄

ドイツ語で「壁飾り」を意味するスワッグは花や葉を束ねて作る装飾品で、ヨーロッパなどでは古くから空気の浄化や魔除けのために用いられてきた。壁に一つ飾るだけで、季節感のある洗練された空間を作り出すことができると、日本でも人気の高いアイテムだ。ドライフラワーのスワッグが多い中、花のECサイト「HitoHana」では、生花を使用したものを販売している。
これからの季節には、「ユーカリ」を使用したスワッグがぴったり。ユーカリの香りの成分である「シトロネラール」は空気清浄効果があるので、湿った空気の浄化作用や、トイレや台所の壁に飾れば消臭効果も期待できる。眩しい緑がインテリアとして部屋を明るくしてくれる上、柔らかくナチュラルなグリーンの香りを長く堪能できるスワッグ。部屋にひとつ取り入れて、目にも鼻にも心にもリフレッシュしたい。

【長くじんわり香りを楽しむ】香りで空間をメイク。日常の道具としてディフューザーを使いこなす

部屋を好きな香りで満たしたいとき、誰でも簡単に取り入れられるのはアロマディフューザーだろう。インテリアを邪魔しない美しい佇まい、且つ、メンテナンスなどケアも手軽なディフューザーといえば、江戸末期から続く歴史ある窯元が一つ一つ手仕事で焼き上げた陶板を使っているという、この「WEEK END」。デザインは、プロダクトデザイナーの横関亮太氏が手掛け、2018年のミラノサローネでも好評価を受けたお墨付きの品。本体に乗せた陶板の上にエッセンシャルオイルをたらすと、内蔵ファンの気流が香りを拡散してくれる。充電式リチウムイオン電池を内蔵しているので、いつでも、どこへでも持ち運んで空間づくりができる。ほのかな香りが長く漂い、心がふわふわとほぐれていく。日用品として使いこなし、日々自分が一番リラックスできる香りを探してみよう。

【TPOに合わせた香り選び】手のひらサイズの「AROMASTIC」で、自分の周りだけ香りを一新

ペットや幼い子どもがいる家では、アロマオイルの取り扱いや置き場所、香りが広がりすぎないか……など、“香りの心配事”が気になることも。ならば、「AROMASTIC(アロマスティック)」の出番。これは、ソニー(株)が提供する手のひらサイズのパーソナルアロマディフューザーだ。
本体であるAROMASTICは、手のひらサイズで場所をとらず、ポケットに忍ばせておけば、どこにいてもささっと取り出せる。ボタンを押すだけなので、欲しいときに必要な分だけ香りを楽しむことも可能だ。朝の仕事始めや少し疲れが溜まってきたとき、就寝前にリラックスしたいときに、シューっと数秒ボタンを押すだけ。ダイヤルを回せば、5つの香りから、そのときの自分に最適な香りを選択できるのも嬉しい。自分の周囲の香りが滞っているなと感じたら、AROMASTICで手軽に気分転換しよう。

【香る所作】知性感じる大人の香。老舗「松栄堂」のにおい香を、自分好みに調合する

ふとした所作から漂う香りに、知性や上品さを感じることがある。しっとり落ち着いた香りといえば、京都の香老舗「松栄堂」が代表格。仏教とともに香りが伝来して以来、日本の暮らしにあるお香を300年に渡って伝え続けている。イタリアの世界最古の薬局「Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ)」とタッグを組んだインセンスで注目されたこともあり、名前を知っている人も多いだろう。和を感じる香りを活かした多様な商品展開が魅力だが、中でも、自宅でオリジナルの香りを調合できるキットが面白い。
長年、香りの調合を体験できるワークショップを開催してきた同店が、そのノウハウをもとにワークショップの教材を商品化したもので、タブレットを自由に組み合わせることで、オリジナルの香りを生成できる。できあがった香りは、巾着袋に入れて玄関や寝室に置いたり、名刺入れに入れたり、カバンの奥に忍ばせたり。デキる人ほど、いい香りがするものだ。湿った空気の中、ふとした動きのきっかけで追いかけてくる優しいお香の風は、気持ちを柔らかくほぐしてくれる。

【部屋の香りを丸ごと変える】代官山で開催のポップアップストアで、お気に入りの香りに出会う

部屋の香りを一掃したければ、代官山にあるライフスタイルショップ・Priv. Spoons Clubへ足を運ぼう。ここでは、6月1日(火) ~ 6月27日(日)までの期間、これからの梅雨に向けたフェア「MOOD. ~香りを楽しむ、梅雨のおうち時間。~」 が開催される。同店舗内のポップアップストアとして、キャンドルやインセンスなど、梅雨の時期を快適に心地よく過ごせるアイテムをセレクトする。2013年にコレットで初披露されたライフスタイルブランド “LOLA JAMES HARPER(ローラ・ジェームス・ハーパー)” や、オーストラリア発の上質なライフスタイルブランド “ADDITION STUDIO(アディション・スタジオ)” 、厳選された香木を使い、香料、オイル、添加物を使用していない特別で自然な製品を展開するブランド “Subtle Bodies(サトゥル・ボディーズ)” など、全6ブランドをラインナップ。好みの香りを見つけたら、部屋で過ごす梅雨の休日も楽しみになりそうだ。

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