官能的ホラー映画『ヘル・レイザー』のリブート版が制作！Huluが権利を獲得

80年代に公開されたホラー映画の名作『ヘル・レイザー』の権利をHuluが獲得し、リブート版の制作が決定した。（フロントロウ編集部）

映画『ヘル・レイザー』がリメイク決定

『ヘル・レイザー』は、1987年にイギリスで制作されたホラー映画。現在でも多くのファンを抱えている人気作で、「組み替えることで究極の性的官能を体験できる」という伝説を持つ謎のパズルボックス、「ルマルシャンの箱」をめぐるという官能的なストーリー性から、カルト的名作としても知られている。

このたび正式にHuluが映像権を獲得し、リブート映画を制作することが決定した。監督を務めるのは、映画『サイレン』で制作総指揮を務め、『ザ・リチュアル いけにえの儀式』で監督を務めたデビッド・ブルックナー。本作の「顔」として名高いキラーのピンヘッドが、現代に蘇る。また、映画『ブレイド』3部作やクリストファー・ノーラン監督の映画『ダークナイト』3部作の脚本を担当したデビッド・S・ゴイヤー氏が脚本と共同プロデューサーを務める。

初代の『ヘルレイザー』は、1987年当時監督を務めたクライヴ・バーカーの自作小説『ヘルバウンド・ハート』を映画化したもの。批評家の間では賛否両論あったけれど、その後、カルト的な人気を得て、9本の続編や幅広い商品展開がされている。

最近では、HBO Maxでドラマ『ヘル・レイザー』シリーズの制作が発表され、2018年に公開された『Halloween』のデヴィッド・ゴードン・グリーンがパイロット版と初回エピソードの監督を務め、原作を手がけたクライヴ・バーカーが製作総指揮を務めることになっている。

映画『ヘル・レイザー』の詳細は、今後発表される見込み。（フロントロウ編集部）