1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【海外一人旅特集】④旅先で後悔しないための持ち物リスト

【海外一人旅特集】④旅先で後悔しないための持ち物リスト

  • 2015.6.26
  • 3576 views

旅先で、いざという時に役立つものや、一人旅だからこそ、持っていくと旅を楽しく快適にしてくれる持ち物とは? 旅行ライターの松岡絵里さんに、愛用している旅アイテムを見せてもらいました。

一人旅の荷物は、できるだけコンパクトに

一人旅の場合、荷物は極力コンパクトにまとめたほうがいいと松岡さん。持っていきたいものに優先順位をつけて、「いざとなったら現地で買えるもの」はできるだけ置いていったほうがいいそうです。とはいえ、ギリギリまで削るのではなく、自分が快適に楽しく旅をするために必要なものは、多少かさ張っても持って行ったほうがいいとのこと。

また、パッキングのコツとしては、衣類などはくるくる丸めて大きいものから詰めていき、隙間に小物を入れるとたくさん入るとのこと。そのため、洋服は丸めてもシワにならない素材がおすすめです。また、ジップロックは衣類を入れたり、小物などを入れるのにも重宝するので、様々な大きさのものを揃えて活用しているそうです。

旅先でいざという時に役立つ、心強い相棒たち

旅の達人・松岡さんが、実際にどんなものを持って行っているのかを、教えてもらいました。まずは、困った時に、持っていると何かと便利な必需品から。

●スマホ、タブレットなどのデジタルガジェット

音楽を聞いたり、本を読んだり、デジカメで撮った写真を保存しておくストレージとしても活躍。また、海外にはWiFiが入っているカフェも多いので、ネットで現地情報を知りたい時にも役立ちます。

●歩きやすい靴

一人旅は予想よりもよく歩くことが多いため、疲れにくい靴で行動して。アジアの観光地などでは、靴を脱がなければならない施設もあるので、靴ひもが無く、脱ぎ履きがすぐにできるタイプが便利。松岡さんはメレルのジャングルモックを愛用しているとか。

●虫よけ/常備薬

アジアなどの熱い国では虫よけが必須。松岡さんはスプレータイプと、行き先によっては蚊取り線香も持参するそう。体調を崩すと精神的に参りやすいので、痛み止めや胃薬などいつも自分が使っている薬も持参しましょう。

慣れない場所でも快適に過ごすためのグッズ

旅は楽しいけれど、慣れない環境でいつも以上に疲れるもの。できるだけ快適に過ごすためのグッズも教えてもらいました。

●加湿器

ホテルの室内が乾燥しているヨーロッパ、アメリカ方面では必須。持ち運びやすい小型の加湿器などを持参すると便利だそうです。

●吸水速乾タオル

使い慣れたタオルがあると安心するもの。吸水性が高く、薄手ですぐに乾くアウトドア用のタオルがあれば、バスタオルも不要です。アウトドアグッズはコンパクトで機能的なものが多いので、上手に取り入れているとのこと。

●自撮り棒

一人旅でも自分の写真は残したいところ。とはいえ、行く先々で、その都度誰かにシャッターを押してもらうのでは面倒。そんな時に役立つのが、デジカメやスマホにつけて自分撮りができる自撮り棒。

※狭い場所や使用を禁止されている場所での使用は控えましょう。

●日焼け止め/サングラス/帽子

日本よりも紫外線が強い国は多く、ついうっかり日焼け対策を怠ると、後悔することも……。日焼け止めなど肌に塗るものは、日ごろから使っているものを持っていくほうが安心、と松岡さん。あわせて乾燥対策も考えておいたほうがよさそうです。

現金とカード、安全で便利なのはどっち?

そしてもうひとつ、海外に行く時に迷うのが、現地でお金を使う時に、現金で払うのかカードで払うのかということ。海外で多額の現金を持ち歩くのは、少し不安ですよね。

「私の場合、国にもよりますが、買い物はクレジットカードをメインに使用して、現金はあまり持ち歩かないようにすることが多いです。また、もし現金が必要になった場合には、両替をするよりも、クレジットカードでキャッシングしたほうが手数料が安いこともあるんです」(同)。

では、カードや現金を安全に持ち歩くにはどうしたら良いのでしょうか?

「お財布は、カードや高額紙幣と少額の現金を分けて持ち歩いています。カード入れは、本当に必要なとき以外むやみに取り出さず、できればチェーンなどでかばんに繋いで奥底のほうに入れておくと安心です。特に治安に不安のある国に行く時には、体に巻きつけるタイプのセキュリティーポーチにカード類を入れていますね」(同)。

また、パスポートは、コピーを持っていればOKな場合がほとんどだとか。ただし、国によって、またレンタカーを借りる場合などは持ち歩かなければならないシーンも。もし持ち歩かなければならない場合には、十分な注意が必要とのこと。カード類と一緒に、体に巻きつけるタイプのセキュリティーポーチに入れたり、パスポートケースをチェーンなどでバッグにつないでおくと良いでしょう。

どんなに安全に見える国でも、旅先ではちょっとしたトラブルに巻き込まれることがあることを心得て、持ち物も万全に準備をしてから出発したいものですね。

の記事をもっとみる