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食生活の違いに大苦戦!? 義父母と同居の「食事作り」で気づいたこと【なんとかなるから大丈夫! Vol.22】

  • 2021.5.27
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ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。

今回は、義父母と同居での食事作りについて書きたいと思います。

同居でなくても、日々の食事作りを負担に感じる方は多いのではないでしょうか。

現在、わが家では私が夕食作りを担当しています。

家族全員分の食事を作るのは基本的に夕食のみです。

朝と昼は自分のご飯と息子のご飯を用意すればいいだけなので、ラクな方かもしれません。

息子、夫にお弁当を作ることはあります。

今でこそ気持ちが平和な私ですが、同居してしばらくは、モヤモヤすることも多かったものです。

■義父母との食生活の違いにモヤモヤした


モヤモヤの原因は、食生活の違いによるものでした。

夫と義両親は、食の好みがハッキリしていたので、作ってもあまり食べてもらえないことが多かったのです。

夫の好みはある程度知っていましたが、義両親の好みとはまた違うのです。

当時は私も働いていて、義母と交代で夕飯を作っていたこともあり、家族の好みを把握するまで、何年もかかりました。

また、家族には「量が多い」と言われていましたが、量が多いというより、“あまり好きではないので、たくさんは食べられない”ということだったと思います。

好きなものなら、たくさん作っても食べてもらえるのですから。

食事のあとに、コンビニスイーツを買ってきて食べている姿を見ると、量が多いという割には、足らなかったんだな、と落ち込むこともありました。

私自身、食後に甘いものを食べるという習慣がなかったので、単に生活習慣の違いだったのかもしれませんが。


実家の家族は、好き嫌いがあまりなかったので、つい比較してしまうこともありました。

当時、私は介護施設で働いており、食事作りもしていたので、料理が全くできないわけではありませんでした。

おじいさんおばあさんが「おいしい」と言って食べてくれていたので、むしろ、料理は普通にできていると思っていました。

結婚し、同居したことで、私、料理は苦手だったんだ…と思い込むことになったのでした。

食生活の違いというのは大きいもので…



■実家とは異なり、一品料理が多かったわが家


母が何品も作ってくれていた実家とは違い、一品料理が多かったわが家。

夕食がご飯とウインナーだけ、ということもよくありました。

今はそういう家もあると知ったので何とも思いませんが、当時はありえないな…と思っていました。

とても足りないのです。

コンビニスイーツを買いに行きたくなる気持ちが分かるようになりました。

とにかく、実家との食生活が違い過ぎて戸惑うことばかりだったのです。

私が仕事を辞め、毎日の夕食担当になると、それはそれで大変だな、と感じることもありましたが、家族の好みがさらに分かり、作ることが以前よりはラクになってきました。

その後、産前産後はモヤモヤすることもあったのですが、今は家族に協力してもらいながら、うまくやっています。


わが家には、各自夕飯を作る日もあります。

各自がギョーザ(冷凍)を焼いたり、焼きそばやチャーハンを作ったり。

夫も義父も、私が作るよりもそれらのメニューはおいしく作るので、むしろ作ってもらう日もあったりします。


料理が苦手な義母ですが、魚を焼くだけ、肉を焼くだけの場合、手伝ってくれたりします。

その場合、私はサラダだけ作っておけばいいので、とても助かります。


家族に協力してもらうことによって、私の夕食作りのストレスは少しずつ少しずつ減っていったのです。

よくよく考えると、同居したばかりのときは、“本来、私が食事を作らなければいけない”という考えに縛られていたように思います。

実家も、母と祖母が同居の家だったので、そういうのを見て育ったということもあると思います。

しかし、今は考え方がガラリと変わりました。

そんな私が意識していることが、3つあります。



■わが家の食事作りで意識していること3つ


自分の気持ちを第一優先とし、決して無理はせずときには手を抜くこと。

家族を頼ること。

そして、自分の食べたいものを作ること。

頼れる存在がいるのなら、助けてもらえばいいと思います。

家族のために料理を作るのではなく、自分のために料理を作り、むしろ家族の料理は自分の食べるもののついで、くらいに思った方が気持ちはラクなのです。

私が食べたくて作ったものが予想外に好評だった、なんていうこともあり、新たな発見となったこともありました。

ここまで私の気持ちがラクになったのは、やはりそれだけの時間を家族と過ごしたからなのだろうと思います。

同居したばかりの頃は、実家にいる方が落ち着いていたのに、今では実家よりもわが家が一番落ち着く、というように時間とともにこの家と人に慣れたのだと思います。

いろいろな気づきもありましたし、家族にはとても感謝しています。

これからも自分が喜ぶ食事と、そのついでに家族が喜ぶ食事を作っていきたいと思っています。

(pinky)

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