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幸せをもたらす、お守りのようなジュエリーとともに。

  • 2021.5.26
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コロナ禍でファッション界はデジタルシフトが進むなか、実店舗のオープンにこだわったパリジャンたちも。ジュエリーブランド「ボヌール」を手がけるモードの場合は?

ロックダウンを通して、夢を追いかけることの大切さを知った。

両親もジュエリーデザイナーだったというモード。

モード・ビスミュート/Maud Bismuth1991年、パリ生まれ。アートディレクションと広告運用を学び、コミュニケーションエージェンシーに5年勤務。その後、自分の手で何かをクリエイションしたいと、2019年、ジュエリーデザイナーに転身し、ボヌールを始動。Instagram:@maudboneur

店舗オープンのきっかけは、2019年にマレ地区で開催したポップアップ。ブランドの世界観を発表するため、独立したブティックを持ちたいと思ったところからスタートした。

「物件を探していたら、自宅近くのモンマルトル中心部にある希少物件を見つけました。見逃すわけにはいかない!と契約した途端、最初のロックダウンが始まったんです。でも、その間は自分自身を見つめ直し、ジュエリー製作により多くの時間をかけることができました。夢を見続ける必要性を教えてくれ、不安な気持ちを強さに変えるという貴重な学びを得たのです」

ビジューは何より自分のために。

アトリエをパリに構え、大量生産せず職人によるハンドメイドにこだわっているというモード。

「コロナ禍で石が手に入りづらかったり、アトリエが思うように機能しなかったりと不都合はありますが、じっくり丁寧に作る時間、オリジナリティを追求する時間だと考えています」

人気アイテムはゴールドのハートに小さな天然石が入ったコレクション。星座のシリーズもプレゼントに好評だ。

「ボヌールのジュエリーがその人にとってお守りのような存在になったらうれしい。ビジューを身に着けるのは何よりも自分のため。身に着けた人が美しく、自分に自信を持てるアクセサリーを提案していきたいと思っています」

自然や宇宙、自分たちを取り巻く世界の美しさにインスパイアされたビジュー。身に着けた人に“ボヌール”(幸せ)が訪れるようなジュエリーを目指して、今日もものづくりを続ける。

Bôneur Parisボヌール・パリ82, rue des Martyrs 75018tel:01・42・64・19・96Ⓜ ABBESSES、PIGALLE営)11時~18時休)日、月https://boneur.comInstagram:@boneurparis

*「フィガロジャポン」2021年5月号より抜粋

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