五感で味わおう！すべてが満たされる「フランス菓子チクシヤ」【那珂川市】

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web特派員のゆい子です。 今年は例年に比べ20日も早く梅雨入りした福岡ですが、元気でお過ごしでしょうか？ さてさて、今日は那珂川市にある「フランス菓子チクシヤ」さんをご紹介します。

ゆい子史上、イチオシのパティスリー！

今日は、いつもの情熱リポートの1.5倍増しの勢いで書いております！ まずはいつものように外観から。

オープン当時から通っています。決して目立つ外観ではないのですが、ガラス越しにショーケースや窓際に陳列されているパンが見えます。なぜだかわかりませんが、ここは絶対美味しい！と確信させる何かが漂っているのです。

店内の様子はこちら…

「フランス菓子 チクシヤ」…ショップ名に、「フランス菓子」とあるにふさわしく、店内は非日常空間なのです。 BGMはフランスのカフェミュージック調の音楽が流れ、ショーケースには、美しいフランス菓子たちがお行儀よく出番を待っています。 焼き菓子コーナー。カヌレもしっかりあります。 そしてパンコーナー。フランスではケーキとパンは一緒に売っているそうです。

私は、フランスには行ったことはありませんが、パリ…というより、もう少し郊外にある、地域の住民から愛される品のいいパティスリーという妄想がわいてきます。

本格的なフランス菓子たちがお行儀よく出番待ち

焼き菓子の種類も多いです。カヌレ好きのかたは嬉しいですね。 お土産に焼き菓子を買われる方も多いそうです。

人気№1は、サヴァラン。それは知っているけれど、ゆい子セレクトは…？

おそらく、サヴァラン好きで福岡在住の方は、このチクシヤさんの存在はご存じだと思うのです。定番の看板商品です。

この日はお昼12時頃に行きましたが、ラスト一個でした。 前置きになりますが、チクシヤさんのケーキは全部がすごいのです。 表現が難しくて例え話になりますが、野球で言うなら全部が4番バッター。 お笑いバラエティで言うならば、全部がＭＣクラスで、ひな壇芸人がいない。…このような表現で伝わりますでしょうか？つまりは、主役級の役者ばかりで作られた映画？ だんだん訳がわからなくなりますね。チョイスしたものをお見せしましょう。

こちら3点購入させていただきました！

お楽しみ実食！食レポスタート！

「ラム・レザン」……バタークリームとラムレーズンがサンドされたパンです。 ほどよい堅さと風味抜群のパンに、くせのない良質なバタークリームとたっぷりのラムレーズンがサンド。この組み合わせは間違いの無い美味しさです！バタークリーム大好きの私には至福の時！

新作「モカ・ジャマイカ」…コーヒーのムース、ラム酒のガナッシュ、バナナのソース入り。 これももう、コーヒー好きの私にはたまりません。お口に入れたと同時にムースのとろける感じが優しいけれど、ガナッシュの食感が芳ばしく、最後に鼻からスーッとほろ苦いコーヒーの香りが漂います。後味もスッキリです。

｢プロヴァンサル」…ヌガーのムースと、ピスタチオのムース。あんずのジュレ入り。 いやぁ、これも参りました。私の味の想定内を超えていました。 今やピスタチオはロングセラーで人気ですが、このようにあんずのジュレとのコラボは初めてでした。果実と相性がよいことにもびっくり。アールグレイの紅茶にぴったりでした。

近くにあって嬉しいです！

以上が、ゆい子の情熱1.5倍増し取材でございます。 今回、ご紹介した「フランス菓子 チクシヤ」さん。本当に好きなんですよ。 余談になりますが、大牟田市出身の偉大なる漫画家、萩尾望都さんの「ケーキ ケーキ ケーキ」という名作があるのですが、チクシヤさんのケーキを食べると、その漫画をいつも思い出します。 専門的なことはわかりませんが、ここでしか食べられない本格的なフランス菓子が確かにあります。おそらく、伝統的なフランス菓子をしっかり学ばれて、パテシエさん独自のオリジナリティが加わっているのだと思います。 ケーキにもパンにも、焼き菓子にも、あり余るフランス菓子への情熱を、冷静に、緻密に注がれているのを感じられて、コロナ禍で疲弊した心を癒やしてくれました。

Fika（フィーカ…北欧のお茶タイム）という言葉がとても好きなゆい子ですが、離れて暮らしている家族や、友人たちと早くチクシヤさんのケーキでFikaしたいなあと思いながら、一人でペロリと食べてしましました。 優しく取材対応してくださった、チクシヤさん、ありがとうございました。

「フランス菓子 チクシヤ」 定休日 水曜日（不定休があるので要確認） 営業時間 10時～19時 住 所 那珂川市中原4－42－2 ＴＥＬ 092－953－2322 駐車場 有り（店舗右横に共同駐車場有り）