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マンション1駅違いで1000万安い?「アエラ」が「近郊移住」を特集。

  • 2021.5.24
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5月24日発売の「アエラ」(2021年 5月31日号)の表紙に、「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」で3年ぶりに三日月宗近を演じる鈴木拡樹さんが登場した。言わずと知れた2.5次元のトップランナー。カラーグラビアで見せた、目を閉じて横たわる姿は息をのむ美しさだ。

3年ぶりの「舞台『刀剣乱舞』」では、終演後のアナウンスが流れても続く観客の拍手に「感動しました」と話す。マスクをしながら、距離をとることも意識して続けた稽古、休憩時間にキャストみんなで見上げた桜、ロングラン公演で自分のリズムを作るために続けているランニング――。穏やかな中にも言葉の端々にプロフェッショナリズムを感じさせるインタビューになった。

移住の受け皿は都市近郊に

この号の 巻頭特集は「近郊移住でいいとこ取り」 。少し前までは、大都会から山村や農村などへ移り住むのが「移住」だったが、いまは違う。テレワークの普及で通勤する回数が減ったことから、2020年は東京23区からの転出者が19年より2万1000人も増え、神奈川県藤沢市や東京都三鷹市、横浜市中区、東京都立川市などの「近郊」がその受け皿となっている。記事では、実際に都心から近郊へと移住した4人を取材。家賃が安くなり、家が広くなっただけではない、生活の変化をルポしている。

さらに、「通勤時間にこだわらない住まい選び」 の一例として「快速・急行停車駅の隣の駅」に注目。快速や急行が止まる駅と、その隣の駅の家賃や物件価格を調査したところ、1駅違うだけで中古マンションの平均価格に1000万円以上の差があることがわかった。「武蔵小杉」と「元住吉」、「柏」と「北柏」、「府中」と「東府中」などのターミナル駅への所要時間や家賃相場、中古マンション価格を比較したデータは必見だ。

織作峰子さんが「写真を素敵に飾る」レッスン

月2回となった 連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」が今回、新たに先生に迎えたのは、 初の女性写真家・織作峰子さん。ミス・ユニバース日本代表時代に出会った大竹省二氏に入門して写真家となり、現在は大阪芸術大学の写真学科長も務めている。才能豊かな織作さんが提案してくれたのは、 自粛や梅雨で外出できない"おうち時間"を楽しむための、「写真を素敵に飾る」レッスン。

ただ写真を部屋に飾るわけではない。写真を撮ったことで満足して終わってしまう人が多いなか、「きちんとセレクトしてプリントすることで、 うまくなる」「額装すると、 作品にするという意味合いも高まるから、そういう楽しみ方まで含めて写真」と考えている織作さん。 まずは、向井さんにとっての「宝物」を写真に撮るところから始める。しかも、「物を撮るときって、普通はバック紙って呼ばれるペーパーとか、布とかを、背景に垂らして撮るんですけど」「だいたい一色でおもしろくないから、私は作っちゃう」と言って、向井さんに提案したのは――。

さらには、写真をセレクトするだけでなく、好みの紙を選び、プリントし、額やマットの色やバランスを選んでいく、という多彩かつ盛り沢山な内容に、向井さんも思わず、「あれ、 写真の連載やんな?」「これもう、 美術の授業やで、 今日は!」と口にしたほど。 高校時代、 美術部の副部長だった向井さんの姿やセンスが垣間見られる 、これまでにないレッスンだ。

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