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コロナ禍のマスク着用で肌荒れ!生活習慣の見直しで改善中【体験談】

  • 2021.5.23
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42歳の私は肌荒れに悩むようになりました。さらにはコロナ禍でマスクを着用する頻度が増え、「マスクをすると肌が荒れる。でも、マスクをはずすと肌荒れが目立ってしまう」と悩むように。しかし、肌荒れの悩みをきっかけに、それまでの生活習慣を見直すことができたのです。今回は、40代からの体の変化を乗り切ってきた、私の体験談をご紹介します。

ある日突然、顔が真っ赤に!

現在フリーライターとして活動する私は、30代は介護福祉士として施設に勤務していました。介護現場では、マスクをするのは日常茶飯事。「息苦しいから好きじゃないんだよな」と思っていたものの、特に肌に異常を感じることはありませんでした。

「なんだか肌が乾燥してる?」と思い始めたのは、41歳の冬のこと。あぶら取り紙の使用頻度が少なくなり、肌が粉をふいたように白くなってきたのです。それまでオイリー肌だった私が、初めて感じた肌の渇きでした。

ひとまずクリームで保湿をしてみたものの、肌の乾燥は止まりません。ところがある日、1日マスクをして過ごしたところ、夜には顔が真っ赤に腫れ上がってしまったのです! 肌を刺激しないようマスクの着用は控えたいものの、新型コロナウイルスの感染対策が必要ななか、マスクをせずに出かけるのは気が引けます。私は慌ててドラッグストアに駆け込み、「肌荒れ」「敏感肌」「肌湿疹」と名の付く化粧品を手にして帰りました。

自己ケアに限界を感じ皮膚科へ

市販の化粧品でしばらく過ごしたものの、数カ月たっても肌荒れが治まる気配はありません。治まるどころか、どんどん悪化しているように感じます。肌荒れを気にするあまり、だんだん人と会うのがおっくうに……。会う人に「痛そう。大丈夫? ストレス?」と心配されるたびに、「いや、そう言われるのがストレスなんです」と、心の中でつぶやいてしまう日々でした。

自己ケアに限界を感じた私は、皮膚科の受診を決意。ネットの口コミを参考に選んだのは、女医さんのいるところです。「あいたたた」とマスクを外す私に、「これは痛かったわね。一緒に治しましょう」と言ってくれた先生のひと言が、どんなに心に染みたことか……。

その日から、外用薬と内服薬で対応しながら2週間ごとに通院する日々が始まります。一度荒れた40代の肌はなかなかスッキリと良くならず、良い時期と悪い時期を繰り返しながら、粘り強く治療を続けることになりました。

体をほぐし血の巡りをよくする生活を意識

なかなか治らない私の肌荒れは、マスクや空気の乾燥による刺激に加え、血流の悪さが関係しているということでした。思えば私は、ひどい冷え性。夏でも寝るときには靴下が欠かせないほどです。さらに、最近はパソコンに向かう時間が長く、慢性的な肩凝りや腰痛にも悩まされていました。

先生の話によると、年齢を重ねると基礎代謝が低下し、血の巡りが悪くなるそうです。運動不足の生活も、血行不良につながると説明を受けました。血流をよくするためには、体を意識的に動かすようにと先生からアドバイスをもらいました。とはいえ、もともと運動が得意ではない私。肌荒れしている今、ジョギングやジムのような、外出が必要な運動は気が進みません。そこで、家でもできる運動で体の凝りをほぐせるものと考えて思いついたのが、ラジオ体操!

動画サイトでラジオ体操を見つけ何年かぶりに試したところ、「ラジオ体操って、こんなにしんどかったっけ!?」と驚く結果に。腕を大きく回したり、体を反らせてみたり……。そのたびに、体の硬さを実感することができました。

最近は、朝のラジオ体操とともに、お風呂上がりのストレッチも日課になりつつあります。こまめな保湿や服薬ももちろんですが、何より体のメンテナンスの重要性を実感。「放っておいても自然と体が回復した30代までとは、やはり40代は違うのね……」と痛感する毎日です。

まとめ

30代までの私は、ダイエットや美容は気にしつつも、健康を意識して過ごすことはありませんでした。40代の肌荒れは気持ちが沈むこともありましたが、生活習慣を見直す良い機会だったのかもしれません。

皮膚科の先生の協力もあり、肌荒れの完治までもうあと一歩。生活習慣を見直した今、肌が荒れる前より良い状態に戻るのでは?と、ほのかに期待しています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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著者:SH

大学2年生と高校2年生の息子の母。お酒と猫をこよなく愛するフリーライター。最近、ストロング系のお酒はキツくなり、元気においしく飲むために、そろそろ健康に気をつかわねばと思う日々。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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