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「紅絹色」=「べにきぬいろ」…?読めたらスゴイ!《色の難読漢字》4選

  • 2021.5.22
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色の名前には、一般的な「赤色」や「青色」以外にもいろいろな名前があるって知っていますか?その中には、なかなか読めないような難読漢字も多いんです。そこで今回は、【色の名前】にフォーカスを当てて難読漢字を4つご紹介します♪

(1)「紅絹色」

「紅絹色」は、「もみいろ」と読むのが正解です!「紅絹色(もみいろ)」は、赤く染まったもみじの葉のような色の名前です。紅花を使って染めた絹布の色で、ウコンで黄色に下染めした上に紅をかけて染める方法が一般的です。本来は本紅を使用して染めていましたが、現代では化学染料を使用することがほとんどです。

(2)「朱華色」

「朱華色」は、「はねずいろ」と読むのが正解です!「朱華色(はねずいろ)」は黄色みのある薄い赤色の名前で、やさしいオレンジのような色です。日本の伝統色のひとつで、「万葉集」の中でも「朱華色(はねずいろ)」という言葉が使われています。「朱華色(はねずいろ)」にはいろいろな漢字表記があり、「唐棣色」や「翼酢」などと表記することもできます。

(3)「木賊色」

「木賊色」は、「とくさいろ」と読むのが正解です!「木賊色(とくさいろ)」は、「とくさ」という植物の茎に似た色の名前で、青みのある濃い緑色のことです。こちらも古くからある伝統的な色で、古い書物の中にも名前が登場します。「木賊色(とくさいろ)」は「陰萌黄(かげもえぎ)」と言われることもあります。

(4)「楝色」

「楝色」は、「おうちいろ」と読むのが正解です!「楝色(おうちいろ)」はラベンダーのような薄い紫色の色の名前で、「せんだん」という植物の花のような色です。「楝」という漢字が、その植物の「せんだん」という意味を持っている漢字で、「せんだん」のことを古くは「楝」と呼んでいました。

色の名前にもいろいろなものがある!

古くから伝わっている色の名前は、風景の色をたとえたり実際にその色に染める手法からつけられていたりと、とても風情があっていいですね。色を名前で伝えるときなどに、こういう色の名前を知っていると素敵なのではないでしょうか。

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