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「シャネル・ネクサス・ホール」で、「旅」をテーマにした、アーティスト・吉川有悟のマルチメディア展を開催。

  • 2015.6.25
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Arc de Triomphe de l'Étoile © Hugo Yoshikawa

「シャネル・ネクサス・ホール」で、2015年6月26日(金)から、新進気鋭のアーティスト、吉川有悟氏のマルチメディア展『タカとユキミの冒険旅行』がスタートする。日本人の父とフランス人の母を持ち、幼少期からさまざまな国で暮らしてきた吉川氏は現在、ロンドンに拠点を置き、その国際的な背景に由来するグローバルな視点から、イラスト、マンガ、ドローイングの垣根を越えた創作活動を展開している。

今回の展覧会『タカとユキミの冒険旅行』のテーマは「旅」。マンガを構成の軸にそえ、ロンドン、パリ、ニューヨーク、モスクワ、上海、東京など世界の都市を、アーティスト独自の解釈を経た多様なビジュアル表現として紹介。吉川氏の分身でもあるタカとその幼なじみのユキミが世界旅行をするという設定のもと、マンガや3Dアートとして登場する2人の足取りを辿りながら、各都市を象徴するランドマークや大衆文化がハンドドローイングやシルクスクリーンとなって披露される。

なかでもハイライトとなるのは、「僕というカラーは手で描くことから生まれる」と語る、吉川氏のペンと筆の魅力が凝縮した3m級の大作「Somewhere in Central London」。シャネルの旗艦店があるニュー・ボンド・ストリート界隈を、ゲーム『シムシティ』に通じる細かい描写と躍動感のあるタッチで再現した。

一方、吉川氏にとって初のマルチメディア展となる本展では、これまでのインクと水彩中心のイラストレーションの領域を超えて、アニメーション、インスタグラム、青写真、3Dプリンターまで新旧さまざまな表現メディアが実験的に採用。平面と立体、静止画と動画、空想と現実の世界をつなぐダイナミックな構成を通じて、イラストやドローイングの領域で活躍しながらも、今なお表現の形成段階にある型にはまらない世界観を存分に楽しむことができる。

『Le voyage de Taka et Yukimi - タカとユキミの冒険旅行』

開催期間/2015年6月26日(金)~7月20日(月)、無休

開催時間/12:00~20:00

入場無料

開催場所/シャネル・ネクサス・ホール 東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F

www.chanel-ginza.com

問い合わせ先/シャネル・ネクサス・ホール事務局 03-3779-4001

参照元:VOGUE JAPAN

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