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そのスキンケアで合ってる?「シワ」にまつわる4つの勘違い

  • 2021.5.19
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ほうれい線や目尻の小じわなど、見た目年齢の印象を大きく左右する「シワ」。実は、シワを改善するために良かれと思って行なっているスキンケアが、むしろシワを促進させることもあるとプロは言う。そんな「シワ」にまつわる勘違いケアを4つご紹介。(フロントロウ編集部)

勘違い1.価格が高ければ高いほど効果がある

シワを改善するエイジングケア製品を選ぶとき、なんとなく価格が高いほうが効果も期待できると思いがちだけれど、ニューヨークを拠点に活躍する皮膚科医のミシェル・グリーン医師によると、シワ改善で重要なのは含まれている「成分」と「濃度」。

画像: 勘違い1.価格が高ければ高いほど効果がある

そのため、ドラッグストアなどで手に入るプチプラ価格のものであっても、エイジングケア効果が期待できるものはたくさんあるという。

また、早く効果を実感したいからといって、肌に必要以上にたっぷりと塗るのもNG。せっかくのエイジングケア製品を無駄にするだけでなく、赤み、炎症、乾燥などの望まない肌トラブルを引き起こす可能性があるため、説明書に書かれている通りに使うのが原則だとグリーン医師は忠告する。

勘違い2.日焼け止めは外出時だけ塗ればいい

日光に含まれる紫外線がシワやシミの原因になることは、すでに広く知られており、外出する際は欠かさず日焼け止めを塗るという人も多いと思うけれど、実は「屋内」にいても日焼け止めは必要だと話すグリーン医師。

画像: 勘違い2.日焼け止めは外出時だけ塗ればいい

グリーン医師によると、たとえ屋内にいたとしても、ガラス越しに紫外線を浴びてしまうことがあるため、小じわやほうれい線を予防するために日焼け止めを使っているのであれば、なおさら屋内でも注意する必要があると忠告。とくに、家で過ごす時間が多い人は、うっかり日焼け止めを塗り忘れてしまうことが多いため、朝のスキンケアに日焼け止めを取り入れるのがオススメ。

勘違い2.一度できたシワは元に戻らない

一度できたシワは、どうせ元には戻らないからと「今さらお金をかけてエイジングケアしても仕方ない…」と思っている人はちょっと待って。グリーン医師いわく、エイジングケアを始めるのに、早すぎることも遅すぎることもないという。

グリーン医師は「ほうれい線や小じわの発生を最小限に抑えて肌を若々しく見せる方法として、サーマクール 、フラクセルレーザー、マイクロニードルなどの様々な手法がある。これらは、肌をなめらかにし、若々しい輝きを与えてくれる」と米Well + Goodでコメント。

画像: 勘違い2.一度できたシワは元に戻らない

ビタミンCやコラーゲン配合などのエイジングケア製品で日頃からお手入れをするのはもちろんのこと、こういったスペシャルケアを取り入れるのもひとつの手だとアドバイスした。

勘違い3.脂性肌はシワになりにくい

脂性肌(オイリー肌)は、一般的に水分も油分も多い肌タイプのため、ほかの肌タイプに比べてシワができにくいと言われているけれど、必ずしもそうとは限らないという。というのも、グリーン医師によると、肌のハリや弾力を支えているのは肌内部にある「コラーゲン」や「エラスチン」などのタンパク質。

画像: 勘違い3.脂性肌はシワになりにくい

そのため、グリーン医師は「テストステロンの分泌が多い人は、一般的に肌が脂っぽくなる傾向にあるけれど、産生される皮脂の量は、コラーゲン産生とは無関係」と指摘。肌がうるおっているように見えるだけであって、脂性肌でもシワができる可能性はゼロではないという。エイジングケア製品特有のベタつきが気になる場合は「さっぱりとしたテクスチャーのものを選んでみて」ともアドバイスした。

見た目の年齢を大きく左右するシワ。「どう頑張ってもシワが改善されない」と諦めてしまう前に、まずは日頃のスキンケアの方法を見直してみて。(フロントロウ編集部)

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