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『ヘチ』でイ・インジャを演じるコ・ジュウォンの俳優としてのキャリアに注目

  • 2021.5.17
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NHKで日曜日の午後11時から放送されているチョン・イル主演の『ヘチ 王座への道』。この作品で、イ・インジャとして出演しているのが俳優のコ・ジュウォンだ。

彼は、2001年に行なわれた韓流スターのウォンビン似のモデルを選ぶコンテストに出場したことがきっかけで芸能界入りを果たした。

2003年に放送された『パンチ~運命の恋~』を始め、多くの作品に出演してきたコ・ジュウォンは時代劇ではどんな役を演じたのだろうか。

最初に紹介する時代劇は、2007年から2008年に放送された『王と私』である。

コ・ジュウォン
印象に残る演技

この作品は、韓国時代劇で初めて朝鮮王朝の内侍(ネシ)にスポットを当てたドラマで、主人公の内侍のチョソンを俳優のオ・マンソクが演じていた。
その中でコ・ジュウォンは、朝鮮王朝の9代王・成宗(ソンジョン)役で登場した。

次に出演したのは2010年の『鉄の王 キム・スロ』だ。

俳優のチソンが主人公のキム・スロに扮したこの作品で、コ・ジュウォンはキム・スロの異父弟のイジンアシという人物で出ていた。

その次に出演したのが『ヘチ 王座へ道』である。

ドラマで彼が演じたイ・インジャは、没落した南人派(ナミンパ)の両班(ヤンバン)で、南人派というだけで冷遇される世の中を変えるために、財産をつぎ込んで反乱の準備をした人物だ。

ちなみに、このイ・インジャは実際の朝鮮王朝に実在しており、ドラマでは『ヘチ 』以外にチャン・グンソクが主演を務めた『テバク』にも登場している。その『テバク』でイ・インジャを演じていたのは俳優のチョン・グァンリョルだった。

そんなキャラクターを演じたコ・ジュウォンは、これまでの時代劇や現代劇で積んできた俳優としてのキャリアを存分に活かして、とても印象に残る演技を披露している。

今後の物語でも、彼はきっと最後までドラマを盛り上げてくれることだろう。ぜひコ・ジュウォンの演技に注目してみよう。

文=大地 康

♢コ・ジュウォン プロフィール
生年月日:1981年10月16日生まれ
身長:184cm
星座:てんびん座
学歴:延世大学大学院
デビュー:2003年CF「ネイトドットコム」

☆主な出演作
『パンチ~運命の恋~』(ドラマ、2003年)
『名家の娘 ソヒ』(ドラマ、2004年~2005年)
『復活』(ドラマ、2005年)
『噂のチル姫』(2006年)
『王と私』(ドラマ、2007年~2008年)
『オレの女』(ドラマ、2008年)
『愛の選択~産婦人科の女医~』(ドラマ、2010年)
『鉄の王 キム・スロ』(ドラマ、2010年9
『最高です!スンシンちゃん』(ドラマ、2013年)
『伝説の魔女~愛を届けるベーカリー』(ドラマ、2014年~2015年)
『頑張れチャンミ!』(ドラマ、2014年~2015年)
『カフェ・アントワーヌの秘密』(ドラマ、2016年)
『ヘチ 王座への道』(ドラマ、2019年)
『悲しくて、愛』(ドラマ、2019年)

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