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FP fumicoのLive colorfully#1 始めませんか? お金の勉強~

  • 2021.5.14
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朝日新聞telling,(テリング)

インスタへ手書きの投稿「テスト前に借りるノートの感覚で」

働いているときに自己研鑽の一環としてAFPという資格を取った私は、その後、プロフェッショナルであることを証明するCFPを取りました。

「お金」に関する手書きのノートのインスタへの投稿を始めたのは2017年の12月。ある交流会で、FPがSNSを活用できていないことを知ったのがきっかけでした。「インスタ映え」という言葉も流行っていて、個人的にもインスタは使っていました。私らしさを発揮できる「手書きのノート」という形式にも適していると感じました。

手書きのノートにすると、”お金の話”に抵抗感のある人が、学生時代のテスト前に友人からノートを借りる感覚で、見てもらえるとも考えたんです。

朝日新聞telling,(テリング)

苦手意識の原因は“会社勤め”も影響?

苦手意識の要因は制度や専門用語が難しいことに加えて、会社勤めの場合、源泉徴収や年末調整など様々な手続きを自分でしなくても済んでしまうこともあるのでしょう。お金の話を普段、話題にしにくい雰囲気もあるとも感じています。

特に職場では正規や非正規など雇用形態が多様化したことで、賃金体系も様々になり、さらに話しづらくなっている印象を受けます。

実際、「NISA」(少額投資非課税制度)「医療費控除」など具体的な運用や還付金の話を友人や同僚とする人は少ないでしょう。

朝日新聞telling,(テリング)

言葉の意味を、しっかり押さえて

資産運用における言葉の意味の誤解も多い。例えば「リスク」は国語辞典では「危険」と説明されていますが、資産運用などの場合はリターンの振れ幅や、結果の不確実性といった意味で使われます。言葉の印象に流されないようにしてもらいたいですね。

ギャンブル性の高い投機と、投資は別物であることも知ってもらいたい。telling,読者の方に挑戦してもらいたいのは、長い期間を掛けて運用し、成長の果実を得る投資です。

朝日新聞telling,(テリング)

運用自体がゴール?目的は人生を豊かにすること

資産運用自体がゴールではないことも強調しておきたいですね。
大切なのは自分の“ライフプラン”に、どの程度の費用が必要かを考え、それに応じた資産運用をすること。結婚をするかどうか、子どもをもうけるか否か、キャリア形成、将来の居住地、仕事をいつまで続けるか――などを決めてから、必要額に応じて、リスクを考慮して行う。

身構える人は、大きなライフイベントではなく「コロナ収束後に海外旅行に行くために○万円」「高価な化粧品を使いたいので○万円」といった目的から投資を始めても問題はありません。

日本で暮らしていると、お金に関して学ぶ機会が少ないし、知らなくても生きてはいけます。
ただ、そこから一歩踏み出し、知識を得ると、選択肢が増え、人生が豊かになります。そこを目標に、一緒に学んでいけたら幸いです。

■fumicoのプロフィール
CFPⓇ保有のファイナンシャルプランナー。 大学卒業後、生命保険会社や市役所での勤務を経て、2017年12月より「お金」に関するInstagramへの投稿を始める。社会保険や税金・資産運用といった学ぶ機会がなく、話題にも上りづらいコトを身近に感じてもらえるよう、解説の投稿は手書き。趣味は起床後すぐの15分ヨガと、株式投資。

■岩田智博のプロフィール
ハイボールと阪神タイガースを愛するアラフォーおひとりさま。神戸で生まれ育ち、学生時代は高知、千葉、名古屋と国内を転々……。雑誌で週刊朝日とAERA、新聞では文化部と社会部などを経験し、現在telling,編集部。20年以上の1人暮らしを経て、そろそろ限界を感じています。

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