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ポテンシャル高い…!着けるだけでコーデのセンスを爆上げする「コサージュ」

  • 2021.5.13
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「1KO(ichiko)」は、主に革を使ったアートフラワーでアクセサリーを制作しているブランド。身近な何気ない植物をモチーフにしたアクセサリーは、見るだけでもほっと心が和む温かみがあります。胸元はもちろん、鞄や帽子などに着ければ、春夏の装いを可憐に仕上げてくれますよ。

何気ない草花に思いを寄せて

暖かい陽気になり、外を歩けば、道の傍らに咲く花々が目に入ってきてます。誰かがそこに植えたわけでもない、雑草とも言われる植物たち。飾られるために咲いているのでもなく、誰かに贈られるための花でもありませんが、一つひとつ可憐に、そして力強く咲いています。
そんな何気ない草花の魅力を、アクセサリーという形で表現しているのが、今回ご紹介する「1KO(ichiko)」です。

アート作品ではなく日常に溶け込むアクセサリー

1KOは、2006年頃より布や革を使ったアートフラワーでアクセサリーなどの制作を開始。2008年からは、豚革をメイン素材とした制作方法に変え、現在は関東を中心にイベントや展示などで活躍しています。

アクセサリーは、作家自身が小さい頃から好きだった植物や、ワクワクするようなモノからイメージを膨らませて形にしているそう。
1KOが目指しているのは、芸術品ではなくもっと日常に近いもの。モチーフとなっている植物も高貴でゴージャスな花というよりは、道端や野原に咲いているような身近な草花です。

柔らかな革を使った丁寧な手仕事

メインに使われる素材は、豚革の中でも特に柔らかいピッグスエード(起毛させた革)。専門の職人よって染色されたカラーレザーを使用することが多いそうですが、モチーフによっては、さらに色を足したり、自身で染めた革を使うことも。また、刺繍を施したり、カットした革をあえて焦がすなどして、よりリアルな色味や質感を再現しています。

冬の寒さを耐え抜いて咲かせる小さな白い花

写真はナズナのコサージュ。ナチュラルな雰囲気のブラウスやワンピースと相性抜群です。
春の七草のひとつでもあるナズナは、アブラナ科の植物。別名ぺんぺん草とも呼ばれ、子どもの頃に指で振りパチパチと音を鳴らして遊んだ方も多いのではないでしょうか。そんなナズナは越冬草で、冬の間もグリーンの葉を地上に出したままなのだそう。寒い冬を耐え抜いて、春には愛らしい小さな花を咲かせます。
細く華奢な姿からは想像できない強い生命力を持ったナズナを胸元に身に着けたら、自然と頑張る力が湧いてきそう。

何年も変わらず咲き続ける黄色い花

目を引く黄色が華やかなタンジーのコサージュ。セレモニースタイルの胸元を彩るコサージュとしても活躍しそうです。
タンジーは、切れ込みのある葉と直径1cmほどの丸いボタンのような黄色い花が特徴的。キク科の多年草で寒さに強く、四季のある日本で育てても、何年も繰り返し花を咲かせてくれるそう。
長く良い関係を築きたいという思いを込めて、大切な友人へのギフトとして贈るのもおすすめですよ。

植物たちの力強い生き様に勇気をもらうように

アクセサリーは、イベントや展示、または取扱店にて購入できます。詳しい情報やスケジュールは、HPをチェックしてくださいね。

道の隅の日陰で花を咲かせたり、アスファルトのつなぎ目から顔を出していたり、整った環境でなくても力強く根を張り、可憐な花を咲かせる草花たち。1KOの作るアートフラワーを眺めていると、そんな植物たちの生き様と美しさに改めて気付かされます。またそれを身に着けることで、元気づけられたり、いつもよりちょっぴり前向きな気持ちになれる気がするのです。
上手くいかないことや落ち込むことがあっても、1KOのアクセサリーがきっと心にそっと寄り添ってくれることでしょう。

※各商品販売状況は変動します。売り切れの可能性もございますので、ご了承ください。

writer / カナ photo / 1KO

取材協力

1KO(ichiko)
https://www.1ko-works.com/

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