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2022年以降は複数の黒人スーパーヒーローが活躍? 『ブラックパンサー』続編の行方を占う

  • 2021.5.12
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『ブラックパンサー』(c)2018 MARVEL

こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ1週間のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!

前回のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一連の発表で注目された作品の1つが『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』です。社会現象にもなった大ヒット作の続編であると同時に、主人公ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなられているので、どのような作品になるか?

マーベル・スタジオはチャドウィック・ボーズマンさんの代役を立てないと明言しています。マーベル・スタジオから発表された公式の概要では“映画は比類なき世界ワカンダと1作目で紹介された豊かで多様なキャラクターのすべてを深堀りして描きます”とあります。従ってティ・チャラの妹シュリ(レティーシャ・ライト)、恋人ナキア(ルピタ・ニョンゴ)、親衛隊“ドーラ・ミラージュ”のオコエ(ダナイ・グリラ)などが続投と思います。コミックでもそうですが、シュリが“ブラックパンサー”を襲名する可能性もあります。監督は前作同様ライアン・クーグラーが続投。なおライアン・クーグラーはこの映画とは別にワカンダをテーマにしたドラマをディズニープラスで企画中とも伝えられており、映画とドラマで新たなワカンダ伝説が作り上げられるでしょう。

注目したいのは、前作で主人公と同じぐらいの人気を博したマイケル・B・ジョーダン演じるキルモンガーが登場するか? これについてマイケル・B・ジョーダンはシリウスXMラジオのインタビューに答える形で「ブラックパンサーの続編に出る可能性はあえていうなら20%ぐらいだと思う」という発言をしています。これを“可能性がない”ととるか、ゼロではないという意味で再び出るのか気になります。

ただ、このマイケル・B・ジョーダンの発言はもう一つのアメコミヒーロー映画の可能性を示唆しています。それはスーパーマンです。実はDCは次のスーパーマン映画は“黒人のスーパーマン”にする予定です。本作は黒人の作家であるタナハシ・コーツが脚本を書き、J・J・エイブラムスがプロデューサーを務めます。このタナハシ・コーツはマーベルでコミック版の『ブラックパンサー』の脚本にも参加したことがあります。DCコミックには、地球人名カルヴィン・エリスという黒人のスーパーマンが活躍するバージョンがあり、恐らくこのれの映画化。ただこのプロジェクトは監督と出演俳優がまだアナウンスされていません。もしかすると(この噂はかねてからあるのですが)マイケル・B・ジョーダンにスーパーマン役のオファーがいっている可能性があり、それでマイケルとしてはマーベルとDCの両方からアプローチされているかもしれないのです。

そしてこのスーパーマン話は、もう一つMCUに影響を与えました。前回のMCUのフェーズ4の発表にマハーシャラ・アリ出演の吸血鬼ハンター・アクション『ブレイド』が入っていませんでした。The Hollywood Reporter誌によると、どうやら『ブレイド』は今年9月撮影予定だったのが来年の7月撮影開始と、ほぼ1年近く製作が遅れるらしい。その理由は、監督が決まらないから。マーベルとしては本作の監督に黒人監督を考えており、それはDCのスーパーマンも同様で、両社で黒人監督を探し回っている(取り合いをしている)からなかなか決まらない模様。

ファンとしては新スーパーマンも新ブレイドも楽しみですから、両作にいい監督が決まってほしい。2022年以降はスクリーンでたくさんの黒人スーパーヒーローが活躍することになりそうです。 (文=杉山すぴ豊)

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