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「掃部守」=「そうぶしゅ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

  • 2021.5.11
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みなさんは、「掃部守」の読み方がわかりますか?この言葉を見たことがない人は、読み方を想像するのも難しいですよね。今回は、読めたらすごいレベルの【難読漢字】を集めました!みなさんには読める漢字があるかどうか、早速確認していきましょう♪

(1)「掃部守」

「掃部守」の読み方は、「かもんのかみ」と読むのが正解です!古くの日本で行われていた政治体制の”律令制(りつりょうせい)”において、宮中の掃除などを担当する役所として”掃部寮(かもんりょう)”がありました。その役所の長が「掃部頭」で、これを「かもんのかみ」と読むことができます。「掃部守(かもんのかみ)」は、「掃部頭」の別表記の漢字です。そして、官位として「掃部」をつけられるようになったことで、名前としても「掃部」が名乗られるようになりました。

(2)「菩提」

「菩提」の読み方は、「ぼだい」と読むのが正解です!「菩提(ぼだい)」とは仏教における用語のひとつで、煩悩を断ち悟った先の”無常の境地”のことです。または、”死後の冥福”のことです。語源はサンスクリット語であり、サンスクリット語の”ボーディ”という言葉を音写したのが「菩提(ぼだい)」です。この「菩提(ぼだい)」を得ることができたのが仏で、それを目指す民衆のことを「菩薩(ぼさつ)」といいます。

(3)「斡旋」

「斡旋」の読み方は、「あっせん」と読むのが正解です!これはビジネスシーンでも使われる言葉なので、大人なら読めていたい難読漢字です。「斡旋(あっせん)」とは、”両者の間に入って、双方をうまく取り持つこと”という意味になります。たとえば、働き手を雇いたい側へ紹介するように、双方がうまくいくように人を紹介するとき、「〇〇を斡旋(あっせん)する」と表現することができます。

(4)「夜叉」

「夜叉」の読み方は、「やしゃ」と読むのが正解です。「夜叉(やしゃ)」とは、サンスクリット語が語源となった言葉です。古代のインド神話に登場する神様で、「薬叉(やくしゃ)」とも表記されます。仏教にも取り入れられており、護法善神の一尊となっています。

読める漢字はありましたか?

何かの専門用語になると、特に難しい漢字が多いですよね。今回ご紹介した漢字を、みなさんは読むことができたでしょうか?読めなかった漢字は、これを機会に覚えてみてくださいね。

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