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京都の町家で見つけた、日常を彩る「着るアート」

  • 2015.6.23
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京都の街なか、柳馬場六角にある「kitekite 京都本店」は、京都生まれのTシャツと雑貨のお店です。 “伝統文化を活かし、今の京都らしさがプラスされた新しい京都スタイル”をコンセプトに、2015年4月にオープン。徹底した高い品質と、アートなデザインが自慢です。

商品は全て日本製・メイド・イン・ジャパンです

地下鉄烏丸御池から徒歩5分。柳馬場通りと六角通りの交差点を少し北に行くと、「kitekite 京都本店」が見えてきます。築100年の町家をリノベーションした店内には、乙女心をくすぐる色鮮やかな雑貨や、遊び心あふれるデザインのTシャツがずらりと並びます。はじまりは、京都の老舗アパレルメーカー「青野株式会社」が、日本製にこだわった上質な商品を作りたいと考えたことから。日本の繊細で丁寧な仕事だからこそ、型崩れしない丈夫さで長く着ることができ、何度洗っても柔らかな着心地が実現。その質の高さは手触りからも伺えます。

日本の伝統色を使ったやさしい色味が魅力

どのTシャツも鮮やかながら落ち着きが感じられるのは、紅赤や枯れ草色、白練と呼ばれる日本の伝統色を使用しているから。日本らしさを感じるやさしい色味が特徴です。メンズ、レディースに加え、キッズサイズの商品もあり、約50種類のデザインがあります。涼しげな「夏の雨」(左・5292円~)は、京都の夏の雨をイメージしたデザイン。薄桜の淡い色が、可憐な女性らしさを演出する「いろどりの花火」(右・5292円~)も夏らしさがあります。どちらもシルエットはシンプルなので、トレンドのガウチョパンツなどとも合わせやすいですよ。

京の熟練職人が手づくりする雑貨

店内でひときわ目を引くデザインの雑貨は、京の熟練職人による手づくりです。いずれも京都の風景にインスピレーションを受けたオリジナルのテキスタイルを使っています。化粧ポーチとしても使えそうな少し大きめのがま口「おるすばんがま子」(3564円)、少し小さ目のがま口「ちょっこんがま子」(1944円)、ペンケース「えんぴつの町家」(1404円)など、ひとつひとつ丁寧に仕上げられ、何よりも、それぞれに遊び心ある名前がついていることに、微笑んでしまいますね。

今の京都を感じるアートなアイテムが続々登場します

Tシャツやがま口の他にも、帆布素材のかばん「しっかりしてはるかばん」(3888円~)や、木綿の手ぬぐい「ふい手ふき」(864円~)など、おみやげにも喜ばれそうな雑貨が並びます。今後は、女性用のチュニックなど、新商品も続々登場する予定です。

京都の伝統文化とアートが融合したデザインは、まさに「着るアート」。斬新でお茶目なアイテムを求めて、国内外から若い女性を中心に多くのファンが集います。友達や家族とおしゃべりをしながら自分に合ったアートをゆっくり探してみませんか。

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