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【業務スーパー】やっと買えた&リピ決定!旅行できない今こそ欲しい1品

  • 2021.5.8
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中国や台湾、ベトナムなどでよくおかゆや豆乳、フォーに添えてある、揚げパンみたいな「油条(ヨウティアオ)」。実際試してみると、添え物としてではなく、主役的な食べ方も楽しめました!

簡単に言うと、甘みなしの揚げパン

「油条」は北京語で「ヨウティアオ」といい、日本でも“中国式揚げパン”として知られています。簡単に言うと小麦粉の生地をシンプルに揚げたもので、甘みもついていません。サクサクと香ばしく、そのまま食べても素朴なおいしさ。

業務スーパーの「油条(中華揚げパン)」は、6本入り(300g)で248円(税抜き)。原材料は小麦粉、卵、植物油脂、食塩、酵母、膨張剤とシンプル。油条の本場である中国が原産になります。


作り方は2通り。油で揚げる場合は、170℃に熱したたっぷりの油に凍ったままの「油条」2本を入れ、約3分揚げる方法。もう1つはオーブントースターで作る方法で、凍ったままの「油条」を約3分加熱。加熱後1分おいたらでき上がりです。

うちはオーブンしかないため、250℃に温めたあと2~3分加熱。きれいなきつね色に焼き上がりました。ちなみにオーブンで焼いたあとも1分以上おいてください。何しろ焼き立てだとほろほろと崩れてしまうんですね。時間を少しおいて熱を飛ばし、ある程度硬くなったほうが使いやすいと思います。

ちなみに私だけかもしれませんが、買ったときから結構な“割れ具合”(笑)。「油条」をバリバリと砕いておかゆや鹹豆漿(シェントウジャン)にかけて食べるのが好きなので気になりませんでしたが、「割れはイヤ!」という人は買うときによく商品を確認するのと、そもそもが割れやすい商品なので持ち帰るときも気をつけてください。

一番簡単な食べ方は、豆乳に浸して食べる

「油条」の一番簡単な食べ方は温めた豆乳に浸して食べる方法。本場っぽく食べたいなら無調整豆乳ですが、私は調整豆乳も好きなので、気分で選んでいます。「油条」はまったく甘さがないので、ほんのり甘い調整豆乳と合わせてもおいしくいただけます。

王道! おかゆへのトッピング

そして王道の食べ方であるおかゆへのトッピング。さっぱりとしたおかゆに合わせることで、油分とボリューム、食感がプラスされ満足感に高い1杯に。そして香港の朝ごはんを食べている気分を味わえるのも良いところ!

ちなみにサラダへのトッピングとしても合いますよ。こちらもおかゆと同じ理由で、さっぱりとしたサラダに油分とボリューム、食感がプラスされておいしくなります。
「油条」と考えるとどうやって使ったらいいのかわからなくなりますが、“クルトン代わり”と考えればこうしてサラダや、ほかにもコーンスープなどに散らして使えますよね。

いまだ人気衰え知らずの鹹豆漿は家で作って食べる!

鹹豆漿(シェントゥジャン)は日本でも大人気で、一時は鹹豆漿のお店は朝から長蛇の列ができていたのですが、今はそもそも気軽に外に出られないですよね。そのため、最近ではおうちで鹹豆漿を作るのが流行り始めています。基本、豆乳と酢があればできるのでとても簡単! そしてこれを食べるとき、「油条」は欠かせません!


【鹹豆漿のレシピ】
●材料
無調整豆乳…200ml
干しえび…ひとつかみ
酢…大さじ2
油条…1~1/2本
刻みねぎ、キムチまたはカクテキ、ザーサイ、ラー油…各適量


●作り方
① 小鍋などに無調整豆乳、干しえびを入れて火にかける(沸騰しないように注意)。
② 器に酢を入れ、沸騰寸前で火を止めた①を注ぐ。
③ ②に刻みねぎ、キムチ、ザーサイ、油条を砕いたものを入れ、ラー油を回しかける。


5月、6月は夏日もありますが、朝晩は冷えたり、“梅雨冷え”という言葉もあるくらいですから、体がほんのりあったまる鹹豆漿はおすすめです。

油条にいろいろトッピングして楽しむ

本来「油条」は“何かに添えられたり、砕いて振りかけられる存在”ですが、ここからは"油条“を主役にしてみました。


先ほども書きましたが、「油条」は揚げパンやクルトンみたいなもの。なので比較的何とでも合います。例えば“食べるラー油”と合わせても美味。

そして、あんこやきな粉ことも相性良し! 揚げきな粉パン・揚げあんぱんだと思えば当然ですよね。ちなみにどちらともコーヒーや紅茶よりも豆乳と合いますよ~!


いかがでしたか、「油条」。想像以上にいろいろな楽しみ方ができ、個人的にはリピ買い決定です。コロナ禍で海外旅行に行けない今だからこそ、こうした“旅先の気分”を味わえる食材はありがたいですよね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:中田ぷう

業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。

ベビーカレンダー編集部/ライフスタイル取材班

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