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「漢心」ってなんと読む?「かんしん」ではありません。どんな心?

  • 2021.5.5
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「好漢」「熱血漢」など「~漢」という言葉、いくつ言えますか?

緊急事態宣言中の地域も多く、ご自宅で過ごす時間を充実させたい方の多い連休…ということで、連休期間中は「語彙力アップに役立つ日本語・難読クイズ」をシリーズでお届けします。

第五弾は、「」という字にスポットを当て、難読漢字や、人物評を含む熟語をおさらいして参ります。

【問題1】「漢心」ってなんと読む?

「漢心」という言葉の読み方をお答えください。

ヒント:「中国的なものの考え方。」などの意味を持つ言葉です。

<使用例>

「中国赴任が長かったから、私にも漢心が備わっているのかも知れないわ。」

「○○○○○」と読み仮名5文字です。
「○○○○○」と読み仮名5文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!
正解は… 漢心(からごころ) です。
正解できましたか?
正解できましたか?

中国が「漢」と呼ばれていた歴史から「漢字」のように「漢」は「中国の」という意味で使用される事も多い文字です。中国を「唐(から)の国」と読んだ時代もあったことが影響し「漢心(からごころ)」のように「漢」を「から」と読む例もあるのです。

「漢心(からごころ)」は「中国的なものの考え方。」という意味ですが、近世の国学者が「中国的思想に傾倒していること」を批判して言い始めた言葉です。本来の意味は「ものごとにおいて、なんでも善悪や是非を論じ、ものの理屈を考えようとする儒学的な考え方全般」を意味していたようですが、

現在は「中国かぶれ」的なニュアンスを綺麗に表現した言葉…というイメージになっているようです。

現代はこの言葉が生まれた近世よりもずっとグローバル化が進んでおりますし、他国の特色や文化を、互いに尊重・尊敬し合う心を大切にしたいですね。自国の良い部分を愛する心は、他国の文化に是非の評価をせずとも、持ち得るものだと思います。

さて、2問目は、連休でくつろいでいる頭を、軽く体操させる意味で、いつもとは趣向を変えた形の出題です。

【問題2】人物像を表現する「~漢」、いくつ言える?

「好漢」「熱血漢」など、人物像を表現する「~漢」という言葉を、思いつく限りたくさん挙げてください。

「〇漢」と、「漢」の前の言葉は1文字でも2文字でもOKです。
「〇漢」と、「漢」の前の言葉は1文字でも2文字でもOKです。

…いくつ言えますか?正解例は?

※「?」画像をスクロールすると、正解例が出て参ります。

正解例は↓に!!
正解例は↓に!!
正解例は… 正義漢(せいぎかん) 無頼漢(ぶらいかん) 冷血漢(れいけつかん) 門外漢(もんがいかん) 大食漢(たいしょくかん) 頓珍漢(とんちんかん) 珍紛漢(ちんぷんかん) 好色漢(こうしょくかん) 卑劣漢(ひれつかん) 硬骨漢(こうこつかん) 快漢(かいかん) 悪漢(あっかん) 暴漢(ぼうかん) 酔漢(すいかん) 痴漢(ちかん) 巨漢(きょかん) などです。
をご紹介しました。

この他にも思いついた方、いらっしゃるでしょうか?人物像を端的に表現する熟語のバリエーションは、大人の語彙力アップに欠かせませんよね?

ちなみに「漢」は「おとこ」とも読み、「熱血漢」を辞書で調べると「感動しやすく熱烈な意気と情熱をもって事に当たる男子」など、男性に限定した解説が多いですが、

言葉は時代によっても変遷するものですし、

現代的な感覚としては、性別を限定せずにこれらの言葉を使用して良いのでは?と感じます。

本日は、「語彙力アップに役立つ日本語・難読クイズ」第四弾として、

・漢心(からごころ)

という言葉の読み方・意味・成立背景と、

・〇漢 / ○○漢

という言葉探しで、頭の体操をご提案してみました。

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