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引きずる別れ方をした男性が未練がましくなるのは、別れに納得していないから

  • 2021.5.2
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別れたあとも元カノのことを忘れられずに苦しむ男性は大勢います。別れ際に本音を言えなかったり、愛情が残ったままであったり、別れたことに納得していない…など、男が引きずる別れ方をした場合、未練を残すことが多く見られます。未練がましい男性にはどんな特徴があるのか、またどう対応すれば良いのか、お話します。

■未練がましい男性の特徴

まず、未練がましい男性はどんな行動を取るのでしょうか。

1.元カノのSNSをチェックする

ツイッターやフェイスブックなど、元カノのアカウントをこっそりチェックしてしまうのは、

・近況が気になる
・新しい彼氏ができていないか
・まだ自分に未練がないか

を確認したいからです。

特に、元カノのブログなどを知っている場合は、「自分のことが書かれるんじゃないかと思って毎日覗きにいってしまう」という男性もいます。

いいね!を押したりコメントをしたりなど、アクションは起こせないけど、元カノの行動が気になるのでチェックだけは欠かさないのですね。

2.元カノのものを捨てられない

元カノからもらった誕生日プレゼントや、一緒に買ったパジャマなど、手元に残された「痕跡」を捨てきれないのも、未練がましい男性の特徴です。口では「さっさと捨てたよ」と言いながら、実はこっそり隠し持っている場合も多く、それは捨てるのがもったいないというより、捨ててしまうことの寂しさに耐えられないのが本音。

「ふたりでお揃いにしたんだよな」などそのときのことを思い出しながら、いつまでも当時の幸せな記憶を捨てきれない心理があります。

3.メールや写真を消せずにいる

別れたあと、頭に血が上って元カノの連絡先は消したけど、もらったメールや写真などは削除する勇気が持てない、という男性も多いでしょう。モノと同じで、彼女から送られた愛の言葉やふたりで撮った写真などは、大切な思い出です。

好きでないなら残しておいても意味がないものですが、未練がある場合はもう側にいない彼女をいつでも思い出せる大切な手段になるのが、メールやLINE、写真です。彼女から向けられていた愛情をまた実感したいと思いながら、何度も読み返しているかもしれません。

4.元カノの情報を集める

共通の友人がいる場合、それとなく元カノの話題を出して近況を探ろうとすることもあります。

SNSなどをやっていない元カノの場合、情報を手に入れる手段が限られているため、どうしても周りの人に頼るしかないのですね。元カノと仲の良い人の近くに行ってみたり、元カノがいそうな場所に足を向けてみたりと、少しでも気配を感じようとする姿が見られます。

5.連絡する機会を作ろうとする

どうしても連絡したい、彼女とまたつながりたい。そんなストレスを抱えているのも、未練がましい男性の特徴です。積極的にメールやLINEを送ってくる男性と、逆に拒否設定されている可能性が怖くてなかなか連絡できない男性もいますが、それでも、未練があれば一度は元カノとコンタクトを取ろうとします。

自分に自信がない男性の場合は、メールやLINE、電話などを避けてSNS上で連絡を送ってくることも。いずれにしろ、忘れられるのが怖い、自分の存在に気づいてほしいという気持ちが込められています。

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未練がましい男性は、とにかく「元カノのことを考える時間が長い」ことが、一番の特徴だといえます。元カノとの過去を振り返ることばかりしていたり、彼女の近況を追うことに必死になったりと、なかなか次の恋愛に前向きになれません。

人前では平気なフリをしていても、ひとりになると今の状況に落ち込むことも多く、気持ちが安定しにくい面もあります。

どうしてそんなに気持ちを引きずってしまうのか。

それは、別れに納得できていないからです。

■「別れるしかなかった」という後悔

元カノから別れ話を切り出されたとき、たいして動揺する様子を見せることもなく、あっさりと受け入れた男性。元カノのほうは、男性のあっさりした態度にショックを受けながらも、無事に別れることができたので気持ちに区切りをつけることができ、次の恋に進もうと思います。

ですが、男性の場合は別れたあとから本格的に苦しむことになります。

本当は別れたくなかった、まだ好きだと伝えたかったけど、プライドがそれを許さなかった。

また、別れたがっている彼女にすがったところで、受け入れてもらえなければ自分が傷つくだけだと思って耐えた。本当はまったく平気ではないのに、別れを受け入れるしかなかった場合、男性は元カノへの気持ちをなかなか捨てられません。

それでも、実際に別れたのだからそんな未練を彼女に知られてはいけない。平然としていなければいけない。

そんなストレスが、男性を追い詰めます。

■本音では「復縁したい」

未練がましい男性の本音は、「復縁したい」という一点です。別れを受け入れた手前、素直にそう言えるはずもありませんが、心の底では元カノが戻ってきてくれるのを願っています。別れ方によっては、元カノに嫌われているかもしれないという恐れを持っている男性ですが、それでも、わずかな望みを捨てきれません。

それが、ある日我慢できずに過去の無礼を詫びるようなメッセージを送るなど、自分の存在をアピールする行動につながります。まず自分が謝罪することで、反省していること、これからは態度を改めることを、元カノに知ってほしいと思うのですね。

よくあるパターンでは、

・「今後一切関わりません」
・「あなたの幸せを願っています」
・「ただ謝りたかっただけです」

など、“この連絡に意味はない”ことを強調する文章で送ってくることがありますが、それが本当なら、そもそも連絡する必要はないですよね。

今の自分の気持ちはそれが真実であっても、それを伝えようとすることが、すでに未練を持っている証拠です。無関心なら、反省してもそれを伝える気にはなりません。未練がましい男性ほど、ネガティブな言葉で“今の自分”を伝えようとする傾向がありますが、それらはすべて、「あなたとやり直したいです」が本音であると思いましょう。

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■復縁する気がないなら、相手にしないこと

例えば、これまでのことを謝るメールが元カレから届いたとしたら、しおらしい内容に返信してしまいそうになりますが、安易に反応するのは危険です。

未練がましい男性が望むのは、元カノからのリアクション。

つまり、“まだ自分に関心があるかどうか”を知りたがっているので、その気がなくても返信することで元カレに今後の希望を与えてしまいます。

よりを戻す気がないのなら、どんな連絡があっても一切相手にしないことが、元カレのため。

たとえ「連絡をくれてありがとう。気持ちはわかりました」と一言返したいと思っても、“相手にしてくれた”という事実を元カレに残すのは、未練をさらに深めることになります。女性のほうは、せっかく連絡をくれたんだし、これからは良い友達になれるかも、と思うかもしれません。

ですが、それはふたりが同じ気持ちであったとき。男性側に未練がある場合は、そこから交流が始まればいずれ復縁の流れを持ち出す可能性が高いので、結局あとでこじれる恐れがあります。

新しい絆は、ふたりの気持ちが揃っていないと築けません。復縁する気がないのなら、元カレの未練に反応しないこと。

それが、元カレを尊重する大切な姿勢です。

もししつこく連絡がくる場合は、ブロックや拒否などで受け入れるつもりがないことを伝えましょう。中途半端に相手をするより、関係を終わらせたままでいるほうが、元カレにとっても気持ちを断ち切るきっかけになります。

もう先はないんだ、という事実を受け入れることができれば、元カレもあのときの別れに納得してけじめをつけられるでしょう。

彼ときれいな別れ方を望むなら「先はない」言葉を選ぶ

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