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「尾籠」ってなんと読む?「おかご」ではありません。気を付けるべき話題です!

  • 2021.5.3
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デリケートな話題を出すときのエクスキューズ、どんな言葉が適切なの?

緊急事態宣言中の地域も多く、ご自宅で過ごす時間を充実させたい方の多い連休…ということで、連休期間中は「語彙力アップに役立つ日本語・難読クイズ」をシリーズでお届けします。

第三弾は、扱いがデリケートな話題を出す時、事前のエクスキューズに使用する言葉に関しておさらいします。

【問題1】「尾籠」ってなんと読む?

「尾籠」という日本語の読み方をお答えください。

ヒント:「不潔なさま」「わいせつなさま」「無礼」などの意味を持つ言葉です。

<使用例>

「尾籠なお話で恐縮ですが、先日、クリニックで腸洗浄を初体験しましたの。」

「○○○」と読み仮名3文字です。
「○○○」と読み仮名3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!
正解は… 尾籠(びろう) です。
「尾籠な話」がどういう意味か正確に理解していますか?
「尾籠な話」がどういう意味か正確に理解していますか?

「尾籠(びろう)なお話ですが…」というエクスキューズ、がある時、どのような話題を想定しますか?「下半身に関する話」「下品に類する話題」というイメージで、大雑把にとらえている方が多いのでは?

「尾籠(びろう)」とは「不潔」「わいせつ」「無礼」などを意味しています。

「尾籠なお話で恐縮ですが・・・」というエクスキューズをするような方に、本気で聞く側が不快になるほどのお話をなさる方は少ないでしょう。例文にある「腸洗浄」のように、「人によっては排泄等をイメージして、不快になられるケースもあるかもしれない」というラインの話題に入る前の、事前エクスキューズとなります。

社会生活の中では、このように「不潔」とリンクするかもしれない、という時に使用することが多い「尾籠(びろう)」ですが、このほか「わいせつ」な話題や、「無礼」全般も指す、という知識は心得ておきましょう。

…というところで、2問目のクイズです。

【問題2】「烏滸がましい」ってなんと読む?

「烏滸がましい」という日本語の読み方をお答えください。

ヒント:「出しゃばる」「分不相応である」などの意味を持つ言葉です。

<使用例>

「私が申し上げるのも烏滸がましい限りですが、本件のご再考、お願い申し上げます。」

「○○がましい」。
「○○がましい」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!
正解は… 烏滸(おこ)がましい です。
ところで「烏滸」とは?

実は「尾籠(びろう)」はもともと「おこがましい」という言葉の「おこ」にあてた「尾籠(おこ)」という表記を音読みの「尾籠(びろう)」にしたものです。

「おこがましい」は古語「をこがまし(馬鹿馬鹿しい、という意味)」から来ており、

「をこ/おこ」の表記には「痴(おこ)」「烏滸(おこ)」「尾籠(おこ)」などがあります。

「烏滸(おこ)」は、古代中国で言われた「滸(黄河や揚子江の水際)に集まる、烏(からす)のようなやかましい人々」を差し、

「尾籠(おこ)」当て字で、のちに「尾籠(びろう)」という言葉に変化しました。

本日は、「語彙力アップに役立つ日本語・難読クイズ」第三弾として、

・尾籠(びろう)
・烏滸(おこ)がましい

という日本語の読み方、意味をおさらいいたしました。

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