「あざとさ」がポイント？普通のあの子がモテる理由

男性が女性からお願いごとをされるとき、よいなあと思う女性に頼まれるとついつい引き受けたくなってしまうことがあるそうです。

はたから見たら「あの子だけずるい！」と思ってしまうかもしれません。

しかしどうして、あの子はあんなにモテるのでしょう。

ポイントはどうやら、「あざとさ」にあるようです。

まわりの人がたくさんいる前で、「私は気を遣っていますよ」というあからさまなアピールをする人は「あざとさ」が足りません。

モテる女性は、気遣い行動を「バレないようにやっている風」に見せることができます。

たとえば来客の際に下げたティーカップを、一時的に誰かがデスクに置いていたとします。

そのときに「洗いもの行ってきます」「これ私やります」なんて、宣言するのはNG。それこそ、悪い意味で「あざとい」と思われてしまうかも。

かといって、本当にこっそり洗いに行っても、あなたの行動だとみんなに伝わりません。

モテる女性は少数の人に目撃されるように、もしくは狙った対象にだけに気付かれるように動きながら、「そっとやっている雰囲気」を醸せるのです。

これを繰り返すことで「いつもあの子がさりげなくやってくれているよね」というイメージが多くの人の中に残ります。

同じ気遣いをするなら、せっかくなのでまわりの人の目を意識してみましょう。

小さな積み重ねですが、確実にアピールにつながります。

モテる女性は自分の魅力をきちんと理解して、アピールできます。

自分のどこがかわいい、どんなところがウケる、とわかっていて、普段の行動から欠かさず意識をしているのです。

魅力というと、「顔のかわいさ」「若さ」「セクシーさ」などが頭に浮かびますが、これだけではありません。

たとえば、落ち着いた優しい声をしているならば、電話対応や普段のやりとりで優しい声を意識して出すように。

みんながイライラしがちなときほど、声を意識するのはおすすめです。

また、自己主張が苦手なら「聞き上手」になってみて。

外見が派手でなくても、小物はかわいいものを使ってみたり、靴だけはとびきりかわいいものを履いてみたりするのもよいかもしれません。

「魅力」を探すときのポイントは、「女性らしさ」が感じられるかどうか。

やさしさ、丸さ、ふんわり、おだやかなど。さまざまなキーワードを意識して、自分に当てはまるか探してみましょう。

あざとくない女性は、甘えるのが苦手な印象があります。

なにかイレギュラーな仕事を誰かにお願いするとき、「これ量が多くてどうしても終わらないから、部長が分担しろって……」「忙しかったらいいんだけど……」なんて言い方をしてしまうでしょう。

これらは、「あなたに負担をかけたいわけじゃない」という、優しい気持ちから出る言葉。

しかし正直、かわいげがあるというわけではないかも。頼まれたほうも、よい気分になるとは考えにくいです。

一方、あざとい女性は、「ごめん！おねが～い！」と言えてしまいます。

かわいくお願いされると、男性はやっぱり弱いもの。

「しょうがないなあ」と、でれでれしながら気持ちよく引き受けてくれます。

かわいい仕草や言い方ができなくても、「お願いできない？」「頼らせてもらっていいかな？」と、素直にお願いしたい気持ちが表現できれば、それでOK。

男性の頼られたい男心を上手にくすぐることができると、「あいつのお願いは、なんか聞きたくなっちゃうんだよな」と、思ってもらえるのです。

自分の女性らしさを「女性の魅力」と受け入れている女性は、やはりモテます。

多くの女性は「ぶりっこ」「あざとい」という言葉で、女性らしさを毛嫌いしてしまうことも。

そこをむしろ魅力として素直に使える女性は、男性ウケがよいのです。

他の女性に妬まれることはありますが、妬まれるということは、それだけ魅力があるということ。

あなたが持つ「女性らしさ」を自身で否定しているならば、一度見直してみませんか。

「あざとさ」「かわいさ」「クールさ」……。きっとあなただけの魅力が、あると思いますよ。

（矢島みさえ／ライター）

（愛カツ編集部）