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オリジナル砂時計がたくさん♪谷中の砂時計専門店

  • 2015.6.22
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「Sablier de Verrier(サブリエ ド ヴェリエ)」は国内でも珍しい砂時計の専門店です。店主の和田朱美さんが、日本にたった3名しかいない砂時計職人や作家にお願いしてできたオリジナル砂時計がそろいます。

名古屋の砂時計カフェが移転して東京・谷中へ

東京メトロ千代田線千駄木駅2番出口から徒歩4分。「サブリエ ド ヴェリエ」は、谷中銀座商店街から一本入った細い路地裏に、ひっそりとお店を構えています。

店主の和田朱美さんは名古屋市の寺町・覚王山で17年間砂時計のギャラリー&カフェを営んだ後、2014年に同じく寺町である谷中の魅力に惹かれ、お店を移転オープンしました。店内はフランスの片田舎にあるガラス職人の屋根裏工房をイメージしているそうで、壁際に砂時計がたくさん並んでいます。

和田さんは子どもの頃から砂時計に魅せられ、砂時計屋さんになることが夢だったそう。そのいちばんの魅力は「時を見つめて時を忘れられるところ」と語ります。砂時計が刻む3分間という時間は、日常生活のなかであっという間に過ぎてしまいますが、砂時計をただ眺めていると、ゆっくりとした時間が流れていく――。そんな時間を楽しんでもらいたいと、3席だけカウンター席も用意されています。「ブレンドコーヒー」(400円)や「自家製ジンジャエール」(500円)など、20種類近くのドリンクと「バゲットフレンチトースト」(400円)などをおともにどうぞ。

常時100種類以上の砂時計がそろっています

お店に並ぶ砂時計は、和田さんがデザインや砂の色を考え、日本に3名しかいない砂時計職人にお願して作ってもらっているオリジナルの砂時計が中心です。誤差1秒の正確な砂時計や砂が光るもの、フランスで昔使われていたというくびれが数ヶ所あるタイプなどがあり、計れる時間も3分だけでなく、30分計れるものもあります。ほかにも造形作家による趣向をこらした木枠やシルエットがアーティスティックな砂時計なども並び、その種類の多さに驚き、かわいらしさにうっとりしてしまいます。

写真は全国の砂時計好きのアーティストが出展する、年に1度の「砂時計展」(5/25に終了)の様子です。現在はアイテムが入れ替わっていますが、常時100種類以上もの砂時計があるそうです。

ストライプ柄のようなガラスがかわいい「自立砂時計(スジガラス)」(2367円)は、土台がなく、ガラスだけで自立して立つ珍しいタイプです。なかに入っている淡い色の砂を和田さんが選び、職人さんに依頼して作ってもらっているそうです。

オリジナルの砂時計もオーダーできます

こちらは「音が鳴る砂時計」(3726円)。砂時計のなかにあるガラスの突起にガラスビーズの砂が当たって、さらさらと心地よく音が鳴ります。高さ18cmと少し大きめのサイズの3分計です。

お店に置いてあるもの以外にも、旅先の真っ白なビーチの砂を使ってオリジナルの砂時計を注文することができるので、気になる人はお店に詳しく問い合わせてみてくださいね。

砂時計が刻む3分間。何もしないで、砂が落ちていく様子を眺めるだけのゆったりとした時間を過ごしませんか?

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