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心の中に素敵な変化がおこります!

  • 2021.5.1
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目に入る光が眩しい! 若葉が輝く美しい季節がやってきました。いつもより、ほんの少しだけ早起きして初夏の太陽に「おはよう」を言いましょう。心の中に素敵な変化がおこります。

こんにちは、エミールです。 お元気でしたか?

心に変化…といえば、かつてこんな言葉に出会いました。 確か…インド、ヒンズー教の教えだったような気がします。

心が変われば態度が変わる。

態度が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。

運命が変われば人生が変わる。

ざっとこんな感じかと記憶をしていますが、確かにこれは言い得て妙です。

心が変わることで、最終的に人生が変わる。

どうやら心は私たちの人生を変化させるマスターキーのようです。 しかし…この「心」という存在、つかみどころがありませんよね。

そこで、ここでは「心=考え方」を前提に話を進めていきます。 では! 心スイッチについて、あなたと一緒に考えてみましょう。

これは私が受けた、ご相談からの実話です。 なお個人のプライバシーにかかわりますので設定と状況を変えています。

広告代理店に勤め、大活躍していたA子さん(22)から相談がありました。 心が折れたというのです。 話をよく聞いてみると組織の問題も背景にあるようでした。

A子さんの属するグループは、みんな明るくトップの成績をおさめていました。 しかし、契約上の大きなミスによりアッと言う間に成績が落ち、回復がままならなくなり心に大きな穴があきました。 グループの結成はまだ日が浅く、苦境に立った経験が少ない人ばかりのため全員一気にテンションが下がり、上司が問題点を指摘し改善策を出しても「できない」「不可能」の繰り返し。

A子さんの心も日々のストレスにさらされ万事窮す。 以前のようなポジティブシンキングが全く、できなくなってきました。

こうなると負の思考回路癖(心クセ)は、またたく間に他の生活習慣にも伝染してしまい、友人とのトラブルや家族とのつばぜり合い、ついに恋人との間にも亀裂が入り始めたのです。

人は時々、良くないことは重なると言いますが、まさにこの事です。

負の磁石はバッドな事件のコレクションが大好きなので、一度心の中にマイナスエナジーを呼び込んでしまうと追い出すのが大変です。 人生の一大事!

そこでA子さんには 「思い切って180度視点を変えましょう。」 と助言しました。

「もし全てがパーフェクト。何もかも100満点であったら、日々どんなことが起こるでしょう?」

すると 「社内に活気のあるミーティングをしているセクションがある。」 とのことなので

「では、それはどんな感じ?」 「或いはどんな景色ですか?」 「部屋がパッと明るくて光を感じる。観葉植物が置いてあってブラインドも綺麗。何かいいアイディがいつも湧いている。そんなセクション。」

そこでA子さんは、まず会議室に観葉植物を置き、汚れていたブラインドのお掃除をしました。

加えて会社に照明器具の取り換えをお願いし、対応してもらいました。

さてそれだけのことでしたが、少しずつ改善策ができたと報告がりありました。

まずは成功のイメージをシッツカリと持つ。 そして些細なことでも良いので何かを始めてみる。 一度しぼんでしまった心をふくらませる魔法は、案外小さな試みであることが多い。

「もし何もかも解決しているとしたら、何が見えるだろうか?」

この質問は解決志向に進むため自分への投げかけです。 人の心は壁にぶつかると、まず原因を必死になって探そうとします。 ただ、そんな時には負のスパイラルに入っているので悪循環のくりえし。 原因探しをスパッと切り離し、思いって成功場面を心のスクリーンに描き、それに向かって小さなステップをスタートする。

心は思っているより複雑ではありません。 わざわざ複雑にしているだけで、実はとてもシンプル。 そしてお守りがしやすいことを覚えておきましょう。

心とは自分の体内に住んでいる小さな女の子。 その子がすねたり暗い気持ちになっている時は、綺麗な景色を眺め、美味しいものを食べるイメージが良いかと思います。

初夏の太陽が、お空ではじけています。 気持ちを切り替えたいあなたは、ほんの少しイメージをチェンジしてみませんか?

何かが変化するための、マスターキーが見つかるかもしれませんよ。

エミール

この花はハンショウヅルといいます。春の野原で見つけました。火の見やぐらにある半鐘が名前の由来だそうです。

お話/神野さち(エミール・シェラザード)先生

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