1. トップ
  2. ダイエット
  3. 春はニキビができやすい?内側からの漢方ケアを薬剤師が解説

春はニキビができやすい?内側からの漢方ケアを薬剤師が解説

  • 2021.4.30
  • 1159 views

春は暖かくなり、自然界では草木が芽吹く季節ですね。同様に人間の体も自然界の気候の影響を受けていて、春は新陳代謝が活発になります。冬の間に溜め込んでいた毒素が代謝、解毒され外に出てくるためにニキビや吹き出物ができやすい季節でもあります。

今回は、薬剤師の道川佳苗さんに、ニキビの内側からのケアや漢方薬について教えてもらいました。

ニキビは体内の滞りが原因?

漢方では、特に20代以上の大人にきびの原因としては体内の血や気の巡りが滞っていることが原因と考えます。血が全身を滞りなく巡っていないと、皮膚にも酸素や栄養が行き渡らずに老廃物が排出されにくく、皮膚のターンオーバーもうまくいきません。

また、4月は新生活が始まり環境の変化に伴うストレスや不安など精神的にも負担がかかる時期です。ストレスがかかると自律神経のバランスも乱れやすく、気や血の巡りも悪くなることにつながります。そのため、ニキビ改善のためには体内の気や血の巡りを良くすることが大切です。

巡りを良くするインナーケア

(1)体を温めて血の巡りを良くする

ねぎやしょうがなどの体を温める食材を取り入れましょう。その他にも、脂っこいものや甘いものの食べ過ぎは血が滞る原因になるので、控えることが大切です。また、暖かくなってくると冷たい飲み物を飲みたくなりますが、冷たいものを摂りすぎると胃腸が冷えて代謝が落ち、血の巡りが悪くなることにつながります。できるだけ常温か温かい飲み物を飲むように心掛けましょう。

(2)ストレスを溜めない

「気が塞ぐ」「気が滅入る」といったように、ストレスがかかると気の巡りが悪くなります。かといって、ストレスを全く感じないのは難しいので、溜めないようにリラックスする時間を意識的に作るようにしましょう。好きな音楽を聞いたり、歌を歌ったり、テレビを見て大笑いするなど自分なりのリラックス方法を見つけましょう。

(3)便秘をしないようにする

漢方では、肌の美しさは腸の状態を反映すると考えます。便秘になると、腸内に老廃物が溜まってニキビの原因になります。
ウォーキングなどの適度な運動は、腹筋を使うので腸の蠕動運動がスムーズになり便秘解消にも役立ちます。食事では、きなこやすりごまなど食物繊維が豊富な食材を取り入れたり、キムチやヨーグルトなどの乳酸菌をこまめに摂るように意識しましょう。

にきび治療に用いられる漢方薬

・化膿しやすい赤ニキビに・・・清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

・月経痛や月経不順などがある人のニキビに・・・桂枝茯苓丸加ヨクイニン(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

・血行が悪くて皮膚が浅黒い人のニキビに・・・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

今回ご紹介した漢方薬以外にも、症状や体質によって選ばれるものはさまざまです。

インナーケアを意識するのと同時に漢方薬も取り入れると体質改善に役立ちますよ。ご自身に合った漢方薬や体質を詳しく知りたい方は、お近くの漢方薬局やオンライン薬局などで相談してみてくださいね。

薬剤師と相談しながら漢方を購入できるYOJOはこちらからチェックを!

教えてくれたのは

出典: 美人百花.com

道川 佳苗(みちかわ かなえ)さん

漢方薬・生薬認定薬剤師、調理師。大学卒業後、調剤併設型ドラッグストアにて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。その後、大手料理教室講師、漢方クリニックの門前薬局で煎じ薬の調剤、漢方相談、服薬指導などを経験。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

画像提供/PIXTA

元記事で読む