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少女2人の勇敢な旅路 エリザ・ヒットマン監督作『17歳の瞳に映る世界』ポスター&予告編

  • 2021.4.28
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『17歳の瞳に映る世界』(c)2020 FOCUS FEATURES LLC

第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞、サンダンス映画祭2020ネオリアリズム賞を受賞した映画『17歳の瞳に映る世界』の公開日が7月16日に決定し、ポスタービジュアルと予告編が公開された。

ペンシルベニア州に住むオータムは、愛想がなく、友達も少ない17歳の高校生。ある日、オータムは予期せず妊娠していたことを知る。ペンシルベニア州では未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を受けることができない。同じスーパーでアルバイトをしている、いとこであり唯一の親友スカイラーは、オータムの異変に気づき、2人で事態を解決するため、ニューヨークへ向かう。

主人公オータムを演じたシドニー・フラニガンは、本作が長編映画デビューでありながら、第86回ニューヨーク映画批評家協会主演女優賞、第41回ボストン映画批評家協会主演女優賞など、数々の俳優賞を獲得。監督のエリザ・ヒットマンは、性的アイデンティティに悩む青年を描いた第2作『ブルックリンの片隅で』で2017年サンダンス映画祭監督賞を受賞し注目を集めた新進気鋭の女性監督。また、『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督をはじめ強力なプロデューサーが製作に名を連ねている。

公開されたポスタービジュアルは、主人公オータム(シドニー・フラニガン)といとこのスカイラー(タリア・ライダー)が肩を寄せ合い、「自分で選ぶ未来のために」とコピーが添えられている。

あわせて公開された予告編は、「男だったらと思う?」というスカイラーの問いかけから始まる。次のショットではエコー画面とオータムの腹部から顔のアップまでが印象的に映し出される。「母親になる自信がない」という言葉に呼応するように、いとこのスカイラーがお金を盗み、2人はバスに乗り込んでニューヨークへ向かう。ニューヨークに着いた2人は、重いスーツケースを抱え、慣れない土地で一夜を過ごす場所を探すなど、なんとか目的を果たそうとするが、地下鉄では男性にニヤついて見つめられ、時には太ももを触られるなど、女性ならではの痛みにも向き合わなければならない。たどり着いたクリニックでは、「4択で答えて――“一度もない、めったにない、時々、いつも”」という原題でもある問いにオータムは涙を流す。「悲しみに気づいたとき、ただ隣にいてくれた」というナレーションとともに、最後は笑顔が見られる。(リアルサウンド編集部)

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