1. トップ
  2. ファッション
  3. 「明日役立つ」テクニック|人気コーディネートをスタイリストが解説【PART①】

「明日役立つ」テクニック|人気コーディネートをスタイリストが解説【PART①】

  • 2021.4.27
  • 1349 views

ベーシック回帰の流れが進む今、あらためて知っておきたいちょっとした着方や、組み合わせの考え方をGISELeスタイリスト陣に総力取材。明日から早速とり入れてみたい、簡単で新鮮味のあるワザは必見!

【画像一覧】プロ直伝・着こなしが上手くなる12のテクニック


【1】「長め丈のワンピを羽織らず腰巻き」
着まわしがきく長め丈のシャツワンピースを腰に巻き、暑苦しさのないレイヤードスタイルに。とくにワントーンのメリハリづけに役立つ、簡単なひと工夫。(樋口さん)



【2】「あせた色でカラーONカラー」
明るさや発色をおさえたキレイ色なら、上下で合わせても力まず、自然になじませることができます。配色を新しくすることで、アイテム自体が定番でも新鮮な印象に。(渡邉さん)


【3】「ラクな上下はやわらかい風合いで」
ゆったりとした服の組み合わせは、色をそろえたり、サテンなど落ち感のある素材にしたり。シルエットを縦に流すようにすると、スタイルよく見えます。(岩田さん)



【4】「しなやかな1枚系に少量の黒を足す」
ノースリや深いVネックの、肌見せ分量の多い服は中に黒をレイヤード。小さくても十分強さのある色だから、インナーで少しとり入れるだけで全体が引き締まる。(樋口さん)



【5】「白を重ねて軽くする」
首元やすそから中に着た白をのぞかせて、ニットTなど重みのあるトップスに抜けづくり。ベージュ×くすみピンクのあいまいなトーンも、間に白を入れることで間延びを回避できます。(渡邉さん)



【6】「渋色Tシャツでデニムが”もつ”」
黒ほど重すぎず白よりもやさしげな、女性らしい落ち着きがある「濃いベージュ」をTシャツのレパートリーに追加。色褪せ感のある黒デニムと合わせて、Tシャツ+デニムもたちまち大人っぽい印象に。(渡邉さん)

キレイに見せたいときは【思い切ってラフなパンツ】



【7】「カラーアイテムはブラウンをつなぎ役に」
多彩に登場するカラーアイテムは、マイルドにまとめるブラウンと一緒に使えば、悪目立ちしません。ブラウンでトーンダウンできるので2色づかいも簡単。(石関さん)



【8】「浮かれた柄はワンピの中で」
パッと見で印象が変わる総柄ボトムは、無地のワンピースのスタイリングバリエを広げるのに最適。長いシルエットの中でなら存在感のある柄も主張しすぎない。(渡邉さん)



【9】「真逆の形で白一色」
細身トップス×ゆったりボトムなど、上下の形でメリハリをつけると、薄着の夏でも白のワントーンがうまく締まる。素材感を変えて抑揚をつけるのも効果的です。(石関さん)




【10】「ボリュームトップスとタイトヘア」
髪をタイトにまとめて顔まわりをコンパクトにすれば、ハイネックやパフスリーブの重めトップスもすっきり。大ぶりなヘアピンをつけると小顔効果も期待できます。(高木さん)




【11】「まじめな服はロゴTありきで」
カジュアルさの高いロゴTは、ジャケパンなどまじめな服を簡単にくずせて便利。書体が細いものを選ぶとロゴの主張もおさえられて、男っぽくなりすぎることもありません。(高木さん)


【12】「紳士な上下にLADYな飾りをON」
ハリのあるシャツやチノパンの、知的なメンズスタイルには甘さを加えるのがマスト。アクセサリーなどで「小さく足す」と真逆のテイストどうしも難なく整う。(岩田さん)

【STYLIST】


樋口かほりさん
肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングが人気。リアリティのあるアイテム選びは必見。



岩田槙子さん
まじめにもモードにも転ぶ、柔軟性の高いキレイめスタイルが鉄板。大人も使いやすい旬アイテムの提案にも注目。


渡邉恵子さん
「カジュアルなのに女っぽい」「キレイなのに抜けもある」、絶妙なさじ加減のセレクトと合わせ技に定評あり。


石関靖子さん
創刊からGISELeにたずさわるベテランスタイリスト。上質かつ、一点で主役をはれるアイテムの選びが得意。



高木千智さん
キレのあるハンサムな装いが得意。自身もメンズ服をとり入れることが多く、シンプル服のこなし方を心得ている。



出口奈津子さん
GISELeでは定番服を比較する企画を担当することも多く「使えるブランド」を熟知。遊びある小物づかいも得意。

元記事で読む
の記事をもっとみる