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ハワイに行けたら“もう1度”登りたい【ダイヤモンド・ヘッド】朝焼けのホノルルの絶景を満喫

  • 2021.4.25
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ハワイ・オアフ島を象徴するスポットを聞くと必ず名前が挙がる【ダイヤモンド・ヘッド】。ワイキキのビーチからならどこからでも見え、その姿を目にすると「ハワイに来たなぁ」と実感する方も少なくないはずです。山頂はワイキキの街並みやビーチを一望できる絶景スポット。オアフ島に出かけられたら“もう1度”登ってみたいと思っている方は少なくないでしょう。

ハワイに行けたら“もう1度”登りたい【ダイヤモンド・ヘッド】朝焼けのホノルルの絶景を満喫

▲オアフ島にあるコオラウ山脈の南東の端に位置する「ダイヤモンド・ヘッド」は約30万年前の噴火の凝灰岩により形成された山

山頂まで約30分ながら“想像以上にハード”な道のり

ダイヤモンドヘッドの標高は232m。登山口となる「ダイヤモンド・ヘッド州立自然記念公園」の入場料は徒歩なら1人$1、レンタカーで行く場合は駐車料金を含め1台につき$5を支払います。

ハワイに行けたら“もう1度”登りたい【ダイヤモンド・ヘッド】朝焼けのホノルルの絶景を満喫

駐車場やインフォメーションセンターなどがある場所はもともと噴火口だったところで、ここから外輪山の山頂にある観察所まで登っていくのですが、片道約30分、平均1時間で往復できます。なお、トイレはインフォメーションセンター付近にしかないので、登山前に済ませておきましょう。

登山開始後、しばらくはコンクリートで舗装されたなだらかな傾斜の道を登っていきます。この道は山道の侵食を防止するために設けられたという新しいもので、すれ違う下山してくる人たちの顔も比較的穏やか。「案外楽に登れるのかも?」と感じてしまうのですが、大変なのはこの後でした。ボコボコした岩肌で曲がりくねった山道は1908年に造られた当時そのまま。それでも初めのうちは道幅も広く、減算する人たちとすれ違うのも容易だったので片道30分を目標にテンポよく登っていきます。さらに先に進んで行くと道幅が狭くなっていきます。

ハワイに行けたら“もう1度”登りたい【ダイヤモンド・ヘッド】朝焼けのホノルルの絶景を満喫

▲道中の展望台でひと休み。登ったばかりの太陽と美しい海に癒されます

そして、展望台の後に待ち受けているのは74段のコンクリート階段。

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急な上にとても狭く、足を踏み外さないように注意が必要です。

ハワイに行けたら“もう1度”登りたい【ダイヤモンド・ヘッド】朝焼けのホノルルの絶景を満喫

▲階段を登り切ると70メートルもある狭いトンネルを通ります

トンネルに差し掛かった頃には先ほどの階段の影響もあり疲れが出てきますが、さらにここからが大変! 続いて登場するのは99段もある急な階段を登らなくてはなりません(階段と逆側に進むと迂回路があります)。

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息を切らしながら必死に急な階段を登っていくと、そこはデルーシー要塞の砲撃統制所の入口に到着。砲撃統制所入口はトンネルになっていて、それを抜けるとまた階段が現れます。今度はらせん階段で4階建ての砲撃統制所を1番上まで上がり、昔は鉄の鎧戸で塞がれていたという細い砲撃統制所の窓部分に出ます。

ハワイに行けたら“もう1度”登りたい【ダイヤモンド・ヘッド】朝焼けのホノルルの絶景を満喫

「一瞬、どこから出るの?間違えた⁇」と焦ってしまいますが大丈夫。その細い窓から、這うような体勢で外に出て砲撃統制所の周りをぐるりとルート沿いに進んで行くと、ようやく頂上が見えてきます。頂上付近はなだらかな金属製の階段(82段)が作られていてこれまでのルートに比べると登りやすくて安心。そうやって頑張って登り切ると、お待ちかねの絶景が目の前に!!

ハワイに行けたら“もう1度”登りたい【ダイヤモンド・ヘッド】朝焼けのホノルルの絶景を満喫

▲頂上からはワイキキの街並みを一望できます。

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▲反対側は太陽と海、そして海の向こう側にココヘッドが見えます

充分に景色と写真撮影を満喫して、今度は来た道と逆方向(迂回路)を使って下山します。登頂経験者たちからは「軽いトレッキング程度だよ」とか「ハイキングみたいな感じだよ」と聞いていましたが、やっぱり山登り。服装や持ち物は考慮した方が良いでしょう。

頂上での滞在時間を含めて所要時間はたしかに約1時間でしたが、油断は禁物。階段も大変ですが、ボコボコした石の道を上り下りするには常に注意が必要です。でも、ワイキキからはバスやタクシーで簡単にアクセスができますし、登り切った先にはホノルルの絶景が待っています。ぜひ、ハワイ・オアフ島に出かけたら、マイペースで登ってみてくださいね。<text:yoko photo:beauty news tokyo編集部>

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