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「桃の節句」は女の子のみのお祭り?春の代名詞「桃」の話。

  • 2021.4.25
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10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が世の頑張る女子の気分転換になるようなフラワーライフのアイデアを紹介してくれる連載。今回は、春の代名詞「桃」のお話です。

みなさんは小さな頃、「桃の節句」「端午の節句」にお花を飾っていましたか?

桃は、春の代名詞とも思えるお花ですね。私の家は姉妹だったので、3月3日の「桃の節句」には雛人形を並べ、桃の花を飾ってあられを食べるのが楽しみでした。一方、今の家族は、4歳、0歳の男兄弟なのでひな祭りに飾ることもないのですが、実は五節句のひとつである「桃の節句」は、女の子のみのお祭りではなく、季節の変わり目の邪気払いのお祭りだったと言われています。江戸時代ごろから「雛人形」の文化が発達して、次第に女の子のお祭りという捉え方をされるそうです。

そして、5月5日の「端午の節句」は、「勝負」と花の「菖蒲(しょうぶ)」を掛け合わせて武士の間で盛んに祝われていたようです。また雨季を控えて、病気や災厄が増えることなどから邪気払いとしても、願いが込められていたのだとか。

ただ、そういった習わしとは関係なく、我が家にとって”桃”は特別な花。ちょうど長男が生まれて初めて旅にでたのが山梨で、そのときに満開の”桃”農園で写真を撮った思い出がありました。満開の桃を前に、にっこり笑顔になった息子をみて、「この子は自然が好きな子になるに違いないね!」と夫婦で話していたのが懐かしい思い出です。

あれから4年が経ち、次男とも桃と記念写真を撮ろう!と少し前に桃の農園を訪れてきました。ちょっとタイミングが遅く、満開とはいきませんでしたが、まだお花が残る木々たちと撮影ができて、心に残る小さな春の思い出となりました。

次男は、不思議そうに大きな桃の花が付いた枝に手を伸ばしていました。そして、4年前にあんなに小さかった長男は、手も足も長くなり、抱っこしても重すぎて腰が砕けそうなほどですが、まだまだ甘えん坊。

春の桃と一緒に子どもたちの成長が嬉しくなる1日でした。これからも、季節ごとのお花とともに、子どもたちの成長を記憶に刻んでいきたいです。街中でも鯉のぼりを目にする機会も増えたので、そろそろロフトにしまい込んだ五月人形を出さないとなぁと思い始めている今日この頃です。

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