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【私物公開】服のプロが「毎年・毎月合わせる」アイテム

  • 2021.4.24
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多くの服に触れ続けてきたスタイリスト自身が選りすぐった、自分のための愛すべき定番。毎日一緒のもの、ときどき・ずっと使い続けているアイテム。本誌でも大人気のスタイリスト・樋口かほりさんの私物を公開してもらいました。
※クレジット表記のないものは、すべて樋口さん私物です。

【画像一覧】プロの心を掴んだ色褪せないアイテム


「アクセのワードローブ」を用意する


A. ベースとなる1軍
B. 気分によって加えるインパクト

Aは私にとって服も季節もシーンも問わないTHEスタンダード。これをベースにBIGモチーフなど主張が強めのBを気分によってプラスしたり差しかえたりして手元をコーディネートしています。テンションの異なるたくさんのアクセから決めるより、こうすることで出かける前の「アクセ選び」の時間も省けます。


「似た形で、違うサイズ」


「シンプルなのに地味じゃない」からフープピアスが好き。冬は重みのある太めかつ小さめ、夏は軽さを足せる細めかつ大きめと、季節によって使用頻度が変わります。


「買いかえる前に」


左は「Brift H」という靴磨き店のレザーケアグッズ。もうはけないとあきらめる前に試してほしい。右は「浅草アートブラシ」の毛玉取りブラシ。感動するぐらい取れる!

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「小さな気分転換」


撮影時はシンプルな黒い服が多くなりがち。アクセもじゃまになるので、ヘアゴムで気分を変えています。ネオンイエローは黒以外に、意外とベージュの服とも好相性。


「ラルフの中で二択」


よくはくパンツ丈とローファーから、ワンポイントが絶妙にのぞくという理由で愛用。定番のネイビーと、よりさりげないゴールドベージュのモチーフ別にまとめ買い。

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「ヘアスタイルが決まらない日に」


セリーヌで購入。黒は強いかな?と思ってネイビーに。ヘアが適当なときや服がごくシンプルな日もこれ1つでもつ。バッグに入れておくとなんとなく落ち着きます。


「24時間つけっぱなし」


購入して以来、肌身離さず愛用。Tシャツなど、なんてことない装いのときにのぞくだけで大人に見える。そういう意味ではネイルのような存在。


「パンプスとスニーカーの間」


グッチでローファーのよさを知り、新たにエルメスを買った流れ。よくはく「太すぎず細すぎないパンツ」とのバランスがいいのも愛用の理由。

「季節はずれ」のベーシックアイテム
「夏っぽさ」の感じ方は人それぞれ。季節感にとらわれないことで、クローゼットのお気に入りがさらに回りだすきっかけに。樋口さんにとって都合のいい3つの「季節はずれ」からヒントを得たい。


夏なのにブーツ


SHORT BOOTS : PIPPI CHIC
夏本番の前や、秋と冬の間。私にとってショートブーツは中途半端な季節の「つなぎ」にしたい靴。今なら涼しげなリネンのハーフパンツを合わせたい。パンプスだと見た目にも疲れるし、ローファーだとメンズすぎる。そんな気分をくみとってくれることも。


「夏なのにニット」


BAG : 〈L〉MARNI, 〈R〉USEDTANK TOP : 〈L〉AURALEE, 〈R〉SHINZONE
「肌は出しつつニット」の心地よさが好き。夏のカジュアルには適度な「重み」があるとさまになる。タンクトップ(写真・右)ならコットンにくらべてカジュアルすぎないし、バッグ(写真・左)なら濃厚な配色でも肌にふれないから暑苦しく見えず、遊び心として作用します。

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