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フィリップ王配、自ら考えた葬儀で「どうしてもハズせなかったもの」に注目

  • 2021.4.23
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亡くなる何年も前から自らの葬儀について入念に計画していた故フィリップ王配(享年99歳)。こだわりが詰まったオリジナル葬儀で、“どうしてもハズせなかったもの”に熱い視線が集まっている。(フロントロウ編集部)

こだわりが詰まったオリジナル葬儀

4月9日に99歳で逝去した英エリザベス女王の夫、フィリップ王配。4月17日にウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂で行なわれた葬儀には、パンデミック禍とあり、ロイヤルファミリーやごく親しい友人ら30名のみが参列した。

できるだけ地味な別れを希望していたというフィリップ王配は、亡くなる約10年も前からひっそりと自身の葬儀の詳細を計画し、準備を進めていたというのは、すでによく知られた話。

棺を運んだのは、フィリップ王配自らが部品やディティールまでデザインしたミリタリーグリーンのランドローバー。自然への賛美が感じられる選曲や、愛馬2頭が引くキャリッジ(馬車)の座席に愛用していたハンチング帽やグローブ、乗馬用のムチが置かれるといった演出もフィリップ王配が考えたものだった。

画像1: こだわりが詰まったオリジナル葬儀
画像2: こだわりが詰まったオリジナル葬儀

忍者のような人物に注目

フィリップ王配には、もう1つ自身の葬儀に関して大きなこだわりが。それは、その模様をしっかりと記録に残してほしいというもの。

葬儀当日、セント・ジョージ礼拝堂の出入り口の両脇には、いつもならばそこにはない短い柱のようなものが出現。

画像1: 忍者のような人物に注目

向かって左側の柱に注目してみると、上の方に四角い穴が開いており、誰かが覗いているのがわかる。

画像2: 忍者のような人物に注目

まるで忍者のようにニセの柱の中に身を潜めていた人物の正体は、40年にわたってロイヤルファミリーを撮影し続けてきたフォトグラファーのアーサー・エドワーズ氏。

エドワーズ氏は「エジンバラ公は、この感動的な葬儀の一瞬一瞬をご自分で計画されました。フォトグラファーである私には、礼拝堂の階段の上に設置されたニセの柱に隠れて写真を撮るようアレンジされたのです」と英The Sunに明かしている。

画像3: 忍者のような人物に注目

フィリップ王配の「家族の悲しみを、間近で記録してほしい」という思いから設置されたエドワーズ氏専用のニセ柱。ここから撮影された写真は、たしかに臨場感たっぷりで、ロイヤルファミリーたちの悲痛の表情が手に取るようにわかった。

画像4: 忍者のような人物に注目
画像5: 忍者のような人物に注目
画像6: 忍者のような人物に注目

(フロントロウ編集部)

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