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エリザベス女王がフィリップ殿下の葬儀に携えた思い出の品

  • 2021.4.22
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エリザベス女王は、フィリップ殿下の葬儀の間、特別な方法で亡き夫に敬意を払ったようです。

『デイリーメール』紙によると、新型コロナウイルスのガイドラインに従い、葬儀中はひとりで座っていたという、エリザベス女王。でも、いくつかの思い出の品を携行することにより、73年ともに暮らした夫を身近に感じていたようです。

ある王室関係者によれば、エリザベス女王はフィリップ殿下が生前愛用していた白いハンカチをハンドバッグにしのばせることにしていたそう。それは、オーダーメイドの高級紳士服店が並ぶサヴィル・ロウの『Kent & Haste』による、クラシックな一品。殿下はそのハンカチを四角くたたみ、スーツの胸ポケットに挿していたのだとか。

もっとも、女王が亡き夫をしのんでハンドバッグにしまっていたのは、ハンカチだけではないそう。

同じく『デイリーメール』紙によると、女王は自身とフィリップ殿下が新婚時代に訪れたマルタ島での写真も持って行った、とのこと。その旅は女王にとって最もいい思い出のひとつで、唯一「普通に」暮らすことができたときだった、と後に語ったことも。

フィリップ殿下の棺の上に、個人的な手書きのメッセージも置いたという、エリザベス女王。メッセージには、子ども時代のニックネームである「リリベットより」とあり、この名前で女王を呼ぶ人はもうフィリップ殿下だけだったそうです。

翻訳/mayuko akimoto Photo Getty Images From marie claire

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