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糖&脂肪の吸収を穏やかに!春に食べたいわかめの食べ方

  • 2021.4.21
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ヘルシー食材としておなじみの海藻は、ビタミン、ミネラルが豊富で低カロリーです。そうと知ってはいても、「あまり食べない……」という方も多いかも知れませんね。

お味噌汁や酢の物が定番のわかめは、今が旬です。今しか手に入らない「生わかめ」で腸活して、夏に向けてスッキリボディを目指しましょう!

美容と健康に役立つ食スタイルを提案して17年の美養フードクリエイターである筆者が、わかめが「スッキリボディ」をサポートする理由と、今だけの「生わかめ」の手軽で美味しい取り入れ方をご紹介します。

■わかめで「スッキリボディ」になれる理由

(1)水溶性食物繊維で美腸&吸収を穏やかに

わかめのヌルヌル成分はアルギン酸と呼ばれる水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維は、すでに腸内に棲みついている善玉菌のエサとなって腸内環境を良い状態に保つサポートをします。

また、一緒に食べたものの糖や脂肪を包み込んで吸収を穏やかにする働きもありますから、ダイエットにも◎。

(2)ミネラルでむくみ対策

私たちの身体が正常に働くために欠かせないミネラル。骨を丈夫にするカルシウム、女性に欠かせない鉄、水分バランスを保つカリウムなどのミネラルは、身体の中で作りだすことができないため、食べ物から摂る必要があります。わかめにはこれらのミネラルが豊富です。

スムーズな代謝にも欠かせないミネラルですが、むくみ対策にはミネラルが必須。とくに、普段から濃い味を好む方、市販のドレッシングやタレをよく使う方は、塩を多くとっているためナトリウム過多になりやすい食生活です。ナトリウムは、細胞の外に含まれていて細胞外液に多く含まれていて、水分を保つ性質があります。ナトリウム過多の食生活をしていると、身体がむくみやすい状態になっています。

ナトリウムとカリウムはお互いに働きあって水分バランスを保っていますから、カリウムが豊富なわかめを食べてミネラルバランスを保ち、むくみをスッキリさせましょう!

■春に食べたい「生わかめ」の美味しい食べ方

生わかめは、春にだけ食べられる旬の食材で、生ならではの食感が味わえます。一年を通して食べられるわかめは、春にとれたわかめを塩漬けにしたり乾燥にしたものです。

(1)湯通しする

生のわかめは、黒く柔らかい状態です。湯通しすることで、綺麗な緑色と歯ごたえが出ます。必ず湯通しして食べましょう。

(2)生食で食べる

お味噌汁などの汁物に入れても美味しいのですが、せっかくの生わかめなので、歯ごたえを楽しむ生食がおすすめです。酢の物サラダで食べましょう。

■どのくらい食べる?

わかめはサプリメントではないので、食べる量に決まりはありません。美味しく食べられる範囲で食べましょう。また、一緒に食べたものの糖や脂肪の吸収を抑える働きが期待できるので、食事の最初に食べると良いですね。

今が旬の美味しい生わかめを食べて、夏に向けてスッキリボディを目指したいですね!

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)

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