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ドラマ「スイートリベンジ」で主演の夏菜さん 恋愛復讐代行者を演じ、私自身が、男性に復讐したような気持ち

  • 2021.4.20
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「私は感情で動いちゃうタイプ。主人公の冷静なところは羨ましい」

――ひどいフラれ方をした女性から依頼を受けたマリコが、“同じ痛み”を男性に与えて復讐するというストーリーのドラマ。マリコは独自の方法で、ターゲットを自分に惚れさせて骨抜きにした後、容赦なく地獄に落とします。

夏菜: 私も歴代の彼氏とかを考えると、復讐してほしい人はやっぱりいます(笑)。だから、「マリコが実在していれば、世の中の女性たちが助かるだろうな」というのは思いましたね。その意味も込めて思い切り演じさせてもらったので、すごく楽しかった。私自身が、痛みを与えたい男性に復讐したような気持ちにもなりました。

マリコは実際の恋愛の経験はなく、“実験”と思っているので、私とは似ても似つかない。「動」と「静」でいえば静のタイプという点も、私とは真逆です。感情に左右されず、とにかく計画通りに進めて、成し遂げる。私は感情で動いちゃうタイプなので、冷静なところは羨ましいなって思います。

朝日新聞telling,(テリング)

戦術と戦略を駆使した恋愛は、長続きする?

――研究やリサーチをするマリコほどではなくても、恋愛において「戦術と戦略」を考えている人は多いように感じます。夏菜さんは?

夏菜: 戦術と戦略で最初はうまくいったとしても、長く続けられるのかな。感情や気持ちで向かった方がいい気がしますけど……。リサーチで言えば、私もインスタとかは見ちゃうかもしれない。「何が好きなのかな」とか「どういう映画を見るのかな」とかは気にしておきたいですね。「彼氏が好きなものを無理やり、私も好きになる!」みたいなことはしないけど、“ネタ”として知っておきたい。

――この作品は同名の漫画(原案・澤田賢一/漫画・柏屋コッコ)が原作です。台本を読まれたときの印象はいかがでしたか。

夏菜: もう、ほとんどそのまま漫画が、活字になったという印象でしたね。視聴者の方も漫画の原作の印象が強く、「参考にして大事にやっていかなければいけないな」と、台本より漫画を持って歩いていましたね。
漫画原作ならではというと、マリコが大好きなキノコを引き出しから取り、ブチッとちぎるシーンは結構、難しかったです。二株くらい一緒にくっついてきちゃったなど……。漫画では簡単にちぎれるんですけどね。

キノコには他にも悩まされました。シメジが多量にある、全く口に入れる気がしないキノコ茶を飲まなければならなかったり、キノコ料理をたくさん食べなければいけなかったりと“キノコ問題”は結構大変だったかな。

朝日新聞telling,(テリング)

撮影中の共演者との会話、覚えているのは…

――コロナ禍の撮影でした。

夏菜: フェイスシールドが、結構ストレス。みんなマスクはしてたけど、リハーサルやテストは、フェイスシールドを付ける。すると反響しちゃうから、お芝居がやりにくくて。外して演じる本番の前には一秒でも早く回収してほしいんですよ。だから現場では「フェイスシールド」という声が響いていましたね。

――マリコと共に行動する役を演じる森永悠希さんと古畑星夏さんとは撮影中、どのように過ごされましたか。

夏菜: 最初はみんな緊張していたんですが、途中から話すようになりました。「休みの日は何してるの?」って話しかけたら、森永君が「料理してます」って言う一方で、星夏ちゃんは「料理できないので、しないです」って。そしたら森永君から「じゃあ、僕が3日分の献立とレシピを教えるから、つくってみてよ」という話になったんです。実際に森永君は、一つのフライパンだけでつくれるスコップコロッケや丸ごと餃子といったレシピを私にも教えてくれた。休みの日にさっそく、言われた通りにスコップコロッケなどをつくったら、めちゃめちゃおいしくできて。だから撮影中は、ほとんど料理の話をしていました。恋愛の話もたまにしたけど、ご飯の話しか覚えていない(笑)。

朝日新聞telling,(テリング)

ドラマから得られるヒントやアドバイス

――改めて「スイートリベンジ」の見どころを教えてください。

夏菜: 「マリコのような恋愛復讐代行者がいたら、頼みたかった」と思っている人は、私を含めてたくさんいるはず。もちろん男女問わず、普通に見てもらいたいんですけど、「この恋、うまくいかないなぁ」とか「この恋愛、なんか変な方向に行ってるな」と感じている人たちは、ぜひ。恋愛に関する色んなヒントやアドバイスが一杯ありますから。見て学び、生かしていただきたいです。

でもコメディでもあるので、気軽に見てくださいね。ほとんど2話分で1つの話が完結するという形なので、手軽です。時間が空いたときにサクサクと、みなさん楽しんでください。

●夏菜(なつ・な)さんのプロフィール
1989年生まれ、埼玉県出身。2006年ドラマ「ガチバカ!」(TBS系)でデビュー。映画「君に届け」や「GANTZ」などで注目を集め、2012年のNHK連続テレビ小説「純と愛」で、ヒロイン役に選ばれる。昨今ではバラエディ番組にも出演するなど幅広く活躍。

■岩田智博のプロフィール
ハイボールと阪神タイガースを愛するアラフォーおひとりさま。神戸で生まれ育ち、学生時代は高知、千葉、名古屋と国内を転々……。雑誌で週刊朝日とAERA、新聞では文化部と社会部などを経験し、現在telling,編集部。20年以上の1人暮らしを経て、そろそろ限界を感じています。

■岡田晃奈のプロフィール
1989年東京生まれ、神奈川育ち。写真学校卒業後、出版社カメラマンとして勤務。現在フリーランス。

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