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娘の頭から止まらない出血にパニック!子どものケガを診てくれる病院はどこ!?

  • 2021.4.19
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一番上の娘は1歳半を過ぎたころからイヤイヤ期に突入し、叱られたときなどにかんしゃくを起こして床に倒れ込むことがたびたびありました。しかし、ある日いつものようにかんしゃくを起こした娘が床に倒れ込んだとたん、いつもとは違う激しい泣き声を上げました。「何事!?」と娘を見ると、後頭部のあたりから血が流れ出していたのです!

頭が切れた原因は?

かんしゃくを起こして倒れ込むなり、後頭部から血を流していた娘。慌てて抱きあげて確認すると、後頭部が血まみれで出血が止まらず……。「一体なぜ?」と床を見ると、娘が先ほどまで遊んでいたひらがなブロックが落ちていました。

娘は四角いひらがなブロックの角めがけて勢いよく倒れ込み、頭を切ってしまったようです。髪の毛と出血でよく見えないものの、傷はそれなりに深いようで、止まらない出血にパニックになりながら私は娘を抱きかかえていました。

ふと浮かんだ言葉

泣き続ける娘を見て思い出したのは、前にアレルギーの血液検査をしたときの医師の言葉。「検査終わったから抱っこしてあげて! 泣いていると血がなかなか止まらないから!」。あのときも確かに娘の泣き声と呼応するように、血液を採取した手の甲から血がしみ出していたのです。

「まず泣き止ませよう」

そう思って必死に心を落ち着かせ、娘の背中をぽんぽんしながらやさしく声をかけました。「痛かったね。大丈夫大丈夫。おかあさんがいるよ」。娘は次第に落ち着いて、涙と共に出血も少なくなりました。

どこで診てもらえばいいの?

娘の様子も落ち着いたので、濡れたガーゼで血をぬぐっていくと、娘の後頭部には幅1cmほどの傷がありました。ちょうどひらがなブロックの角が刺さった形で、中心部は結構深い傷。血は止まっているものの、素人目にはこのままにしていいものかわかりません。


場所が頭だったこともあり、不安になって近所の小児科に電話しましたが、「うちでは縫うような傷は診られません」と断られてしまいました。その後、外科併設の小児科を見つけて電話したものの、話し中で繋がらず……。診察時間が終わりに近づいていたこともあってとりあえず向かってみたのですが、「外科は大人しか診られない」と断られ、総合病院を紹介されました。

自分の備えの足りなさを実感

総合病院では比較的すぐに診てもらうことができました。幸い傷は縫うほどではなく、消毒だけで終了。


とはいえ、ケガした娘を気にかけながら、行ったことのない病院のはしごはかなり精神的にきつく、家に帰りついたときにはへとへとに。「ケガをしたとき診てもらえる病院」を事前に調べていなかったことを深く後悔しました。

このときの娘のケガはそれほど大したことがなかったものの、もっと大きなケガでこんなふうに病院で診てもらうまでに時間がかかっていたらと思うと本当にぞっとしました。子どものケガは想定外のタイミングで起こるので、きちんと事前に下調べをしておくことが大切なのだとつくづく実感した出来事です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/助産師REIKO


著者:岩崎はるか

2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。

ベビーカレンダー編集部

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