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勉強ギライにさせない! “学習障害”の子どもに自信を与える接し方3つ

  • 2015.6.19
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【ママからのご相談】

小学生の子どもがいます。学習障害があり、勉強の遅れも少し出てきました。今後、お勉強がもっと難しくなったら、ついていけなくなることも出てくると思います。 そうなったとき、きちんと進学ができるのか、勉強のことで自信をなくして学校が嫌いになってしまうのではないか……と心配が尽きません。学習障害の子どもが勉強するときに気を付けるべきことがあれば教えてください。

●A. できないことより、できることを優先しましょう。

こんにちは。教育コンサルタントの佐々木です。

かつては全体の1%程度と言われていた発達障害ですが、いまや6.5%が発達障害を持っていると言われています。発達障害という言葉の認知度も上がり、身近な問題となってきているように思います。

気にしないようにしたいと思っていても、どうしてもお子さんの発達の遅れが目についたり、子どもの将来を気にしたりしてしまうのは、親心として仕方のないことだと思います。

そこで今回は、特に勉強というシチュエーションに焦点を当て、発達障害の子どもと接する際に気を付けておきたいことを解説します。

●発達障害の子どもに自信を持ってもらう接し方3つ

●(1)できないことを叱らない

特性を持っている子どもは、一般的な子どもが簡単にできることでも苦労することがあります。

“できないこと”を無理にできるようにするのは困難なことで、親御さんも大変ですし、なによりお子さんがつらい思いをして、自信を失ってしまう可能性もあります。できないことはある程度無視しても構いません。他の子どもと比べてダメなところを叱ったり、できないことにこだわりすぎないようにしましょう。

●(2)得意分野を見つけて褒める

特性を持っている子どもは、できることとできないことがハッキリしている場合が多いです。

できないことを無理してできるようにするのではなく、できることに目を向けて、褒めてあげましょう。国語が苦手でも、算数は得意かもしれません。文字では理解できなくても、絵を書けば理解できるかもしれません。

好きなことならどんなことでも覚えられるくらい素晴らしい記憶力を発揮するかもしれません。できることを認めてあげることで、その能力を人並み以上にどんどん伸ばすこともあります。得意な分野がみつかったら、褒めて伸ばしてあげましょう。

●(3)柔軟に対応する

たとえば、本を読むのが苦手なら、どうして読めないのかを考えましょう。

どこを読んでいるのかわからなくなってしまうのであれば、ほかの行が見えないように隠してあげる。文字だけだと理解できないのであれば、絵を書いてあげて、それを自分でもできるようにサポートする。文字は嫌いだけれど音なら理解できるのであれば音読してあげるなど、一緒に工夫していきましょう。

必ずしも他の子たちと同じ方法でやらなくてもいいのです。どうして困っているのかを探りながら、その子に合った方法を一緒に考えて、見つけてあげましょう。

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他の子どもと比べて遅れていたら、親御さんは心配になるでしょう。また、お子さん自身も不安になり、劣等感を抱いてしまうこともあるでしょう。

発達障害の有無にかかわらず、どんな人間にだって長所と短所、得手不得手があります。「完璧な人間なんていない。できないこと、苦手なことはあって当然」ということを親御さん自身が理解するだけでなく、お子さんにもそれを繰り返し伝えてあげてください。

そして、得意なことを伸ばすことで自信を持てるように支援してあげてくださいね。

【参考リンク】

・通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について | 文部科学省(PDF)

●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)

塾講師歴6年、家庭教師歴6年。指導してきた生徒数は100名超。勉強が苦手・嫌いな中学生・高校生の苦手科目を克服する指導に定評がある。特に数学指導では、定期テストの得点を3か月で30点以上引き上げることも。勉強が苦手で自信がなかった学生時代に、当時の恩師から褒められたことで成績が急上昇し、自信をつけた。この経験から、現代の子どもたちに社会で生きていくために必要な自信を培ってもらうことを目標に、その子の性格や特性を分析し、その子に合った勉強法を提案し、個別授業を展開している。2014年4月25日に、電子書籍「うちの子なんとかなりませんか? 勉強嫌いを克服して30点上げる7つの方法 (ごきげんビジネス出版)」を発売。