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怒り、妬み、僻み、恐れ…マイナスの感情を抱えている人は○○癖のある人 【心屋仁之助 塾】

  • 2015.6.19
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話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、心の中で他人を悪く評価する自分が嫌い、という春野さん(28歳・医療関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。

■春野さんのお悩み

私は昔から他人の目、評価がすごく気になります。小学時代いじめにあったこともあり、余計ビクビクして過ごしてきました。相手を傷つけるのは恐怖であり、自己主張しません。そのかわり心の声がおしゃべりになりました。心の中で相手の話す内容に○×をつけてしまう癖があり、相手にこうすればいいのに、とか心の中で評論してる日々です。どうしたらこの腹黒い習慣から抜け出せるのかそんな自分が嫌で苦しくてたまりません。

■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより

春野さん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。他人に対してダメだしをしてしまうそんな自分があまり好きになれないのでしょうか?

私もこの心理カウンセラーという職業をやる前は普通のサラリーマンでしたので職場で上司や同僚などなど周りの人の様子を伺っては、「あんなことしてるから失敗するんだ」とか「もっと人のこと考えて行動すればいいのに」とか何かとケチをつけていました。(もちろん言葉にはせず心の中だけやってましたが)

きっとそんな自分は心の狭いダメなやつだったかもしれませんが、価値が無いとか魅力が無いとか能力が無いとか、そんな全部ダメダメな人ではなかったと思います。

人は最低な部分、最高な部分その両方を必ず持っています。疲れたり、自分に自信が無くなってしまうとつい最低な部分の方に目を向けがちになります。

そんなときは、最低な部分を自分から無くそうとするのではなく、「あーー今日は疲れてるんだな」「最近ちょっと頑張り過ぎているのかな」という自分へのシグナルだと思って、少し休息を取ってみてください。

頑張り癖のある方は、つい誰かと比べてはまだまだ頑張れるとアクセルを踏み込んでしまいがちになりますが、今の自分の状態を誰かと比べる必要はありません。

毎日自分が定時で帰っていて、同僚が残業していても自分が疲れたと感じていたら有給休暇を使ってみてください。それくらい自分のことを大事にしてほしいのです。

春野さんが自己主張できなかったり、誰かに○×をつけたり腹黒いところがあるのが問題ではなく、それらを使って春野さんが自分自身を責めてしまうのが問題だと思っています。

人は誰でも、怒りだったり、妬みだったり、僻みだったり、恐れだったり、そんなマイナスな感情も持っています。その感情と上手に付き合うのが、自分らしく生きられるコツだったりします。

そのためにはまずは、自分の中にそのマイナスな感情があることを認めて、許してあげることから始めてみてください。自分のことを許すのは、感覚的にピンとこないかもれませんがマイナスな感情を感じたら何もせずぼーっとやり過ごしてみてください。

特にアレコレ自分のことを批評せず、「あー今わたしイライラしてるなー」とか、「つい文句ばっかり浮かんでくるなー」とか、頭に浮かんできたことをそのまま消えるまでぼーっと浮かべておいてください。無理にかき消したりする必要はありません。それができたら、次は休息をとったり美味しいものを食べたり、ステキなカフェに行ったりと自分の好きなことをしてみてください。

精神的に辛い状況で考えても、いいことは何も浮かびません。自分を甘やかすぐらいが丁度いいくらいです。当たり前のことかもしれませんが、それがなかなか実行に移せないので悩んだり苦しんだりしてしまうのです。リラックスしてゆるゆると過ごしてみてください。

凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾

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(小林威之)

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