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代々木公園で地球に思いを馳せる。2年ぶり野外開催「アースデイ東京」

  • 2021.4.15
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コロナ禍の影響でさまざまなイベントが中止や延期になった2020年。オンラインでの開催で新たな遊び方が生まれたり、コンパクトな規模で今までになかった雰囲気を味わったりと楽しみ方も多様化した。でも、やっぱりあの頃も懐かしい。リアルイベントが各地で徐々に再開しつつあるなか、代々木公園でもついに定番の「アースデイ東京」が復活する。2年ぶりの野外フェスを満喫しながら、新たな発見や“気づき”に出会おう。

「アースデイ東京」は、4月22日のアースデイ(地球の日)前後の土日に代々木公園を中心に開催される世界的フェスティバル。「地球のことを考え、行動する日」を合言葉に、多様な命がつながり合い、ともに生きる持続可能な社会を創ることを目指し、いろいろな取り組みが行われる。

昨年はオンラインのみでの開催だったが、今年は4月17日(土)と18日(日)の代々木公園を中心に、25日(日)まで計9日間、銀座やミヤシタパークなど複数の会場とオンラインをつないで多角的に展開するという。これまでとは一味違う、進化した「アースデイ東京」を体験できるのだ。

フード、マーケット、ステージなど盛りだくさんのイベント

もちろん、おなじみのコンテンツも健在だ。安心、安全で地球にやさしい食にこだわるフードエリア、素材から生産方法、流通まで地球のことを考えた商品が並ぶマーケットエリア、さまざまな課題に取り組む団体の出展やキッズ向けワークショップ、多彩なアーティストが登場する「アースデイ・コンサート」など、大人からこどもまで楽しめて学べるイベントが盛りだくさんとなっている。

自分だけのセレンディピティを

今では当たり前となった“エコ”や“オーガニック”、“サステナブル”、“エシカル(倫理性)”、“ダイバーシティ”や“インクルーシブ”(多様性)といった概念について、あらためて向き合い、考え、学べる場が「アースデイ東京」だ。会場のゴミ捨て場にいるボランティアスタッフは、ただ分別を呼びかけるだけではない。その行為がどのような意味を持ち、どのような影響をもたらすのか、自分で考え意識して行動する「きっかけ」を与えてくれる。

出品されている衣類や帽子、バッグ、アクセサリーなどのアイテム一つひとつにも、作り手の地球への思いが込められている。普段は何気なく使ったり消費したりしているモノ一つひとつを振り返ってみると、新たな発見や“気づき”に巡り会うかもしれない。感染対策にしっかりと留意して、あなただけのセレンディピティを見つけに代々木公園に足を運んでみてはどうだろう。

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