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ホソオギャラリーで新展示がスタート。織物と環境の新たな関わり方とは?

  • 2021.4.13
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日本発のテキスタイルギャラリーとして、織物をメディアとし、文化や歴史を立体的に表現する展示を行うホソオギャラリー(HOSOO GALLERY)の新たな展示「Ambient Weaving ─環境と織物」では、「環境情報を織り込む」ことを試みている。

細尾では、2020年より東京大学大学院情報学環 筧康明研究室、ZOZOテクノロジーズとともに、伝統工芸と先端テクノロジーを組み合わせた機能性と美を両立する新たなテキスタイルの開発に関する共同研究を行っている。同展は、外部温度によって色彩が変化するテキスタイル、紫外線によって硬化するテキスタイルなど、これまでの研究成果をいくつかのプロトタイプ作品として発表する。

織物は、元来より自然環境と深い関わりをもって作られてきた。植物繊維や動物繊維といった自然素材の使用、植物による染色、また日本においては自然のモチーフを扱ったデザインが盛んに行われている。しかしもはや手付かずの自然は身近ではなく、人工的に形成されてきた環境のなかでの生活が当たり前となっている現在において、環境と織物の新しい姿と何か? 先端テクノロジーと伝統技法を掛け合わせ、織物の機能と意匠を両立した新たな表現や体験の拡張を試み、現代における人間と環境と織物のあり方を提示する。

「Ambient Weaving ─環境と織物」展

開催期間/2021年4月17日(土)〜7月18日(日)

会場/「ホソオギャラリー(HOSOO GALLERY)」 京都市中京区柿本町412 075-221-8888

開館時間/10:30~18:00

・入場は閉館の15分前まで

休/祝日

入場料/無料

問い合わせ先/075-221-8888

https://www.hosoogallery.jp/

Text: Aya Hasegawa

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