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英国アカデミー賞『ノマドランド』が4冠!全体的に多様性がアップし称賛集まる

  • 2021.4.12
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現地時間11日、第74回英国アカデミー賞(BAFTA)の授賞式が開催され、クロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が最多4部門を受賞した。(フロントロウ 編集部)

『ノマドランド』が最多4部門!英国アカデミー賞

イギリスの映画団体、BAFTAが主宰している英国アカデミー賞が開催された。74回目となった2021年は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、リモートでの開催に。4月9日に99歳で逝去したフィリップ王子追悼のため、1時間遅れで放送となった。

画像: 『ノマドランド』が最多4部門!英国アカデミー賞

アワードを制したのは、中国出身の映画監督、クロエ・ジャオによる映画『ノマドランド』。作品賞、監督賞、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)、撮影賞(ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ)の、最多4部門を受賞した。

本作は金獅子賞やゴールデン・グローブ賞作品賞、監督賞などを受賞しており、アカデミー賞では作品賞、監督賞を含む6つの部門でノミネートしている。

また、クロエ・ジャオ監督は英国アカデミー史上、監督賞を受賞した史上2人目の女性。前回受賞者は、同年にアカデミー賞でも女性監督として初めて監督賞を受賞した、2010年に公開された映画『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督。

同じく女性監督作品として期待されていた『プロミシング・ヤング・ウーマン』は、イギリス映画賞、脚本賞(エメラルド・フェネル監督)の2冠となった。

多様性豊かな受賞結果

2020年、英国アカデミー賞は「BAFTA’s So White(英国アカデミー賞は白すぎる)」と批判されていた。これは、受賞者やノミネート作品に多様性が少なかったため。演技部門では、非白人はノミネートさえしなかった。

画像: 多様性豊かな受賞結果

その反省を踏まえ、2021年の英国アカデミー賞は多様性の面で大きく改善。助演男優賞には映画『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』のダニエル・カルーヤが、助演女優賞には『ミナリ』のユン・ヨジョンが選ばれた。主演男優賞は、『ファーザー』のアンソニー・ホプキンス、主演女優賞は『ノマドランド』のフランシス・マクドーマンド。

また、編集賞はリズ・アーメッド主演の『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』、アニメ映画賞は『ソウルフル・ワールド』、衣装デザイン賞&メイク、ヘアスタイリング賞は『マ・レイニーのブラックボトム』と、様々な作品が選ばれる結果になり、「BAFTA’s So White」の汚名を返上した。

『獣の棲む家』で英国デビュー賞を飾ったレミ・ウィークス監督は、「これは、移民、移住者、亡命希望者など、私を育て支えてくれた黒人、褐色の人々、クィアの人々のものです。そのお返しができることを嬉しく思います」と語った。

EEライジング・スター賞はバッキー・ベークレイ

英国アカデミー賞(BAFTA)の部門の一つで、注目の新人に対して送られるEEライジング・スター賞を受賞したのは、2019年に公開された映画『Rocks』でデビューし、素晴らしい演技で批評家の称賛を受けた18歳のバッキー・ベークレイ(Bukky Bakray)。

画像: EEライジング・スター賞はバッキー・ベークレイ

バッキーは、「『Rocks』は派手さもクレイジーさもなく、銃もなければスタントもありません。そういう(派手な)映画は大好きだけど、この映画はミニマリストな作品です。人生や人間の本質、人間性に焦点を当てています」とコメントした。

(フロントロウ編集部)

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