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〈YUKI FUJISAWA〉 デザイナー・藤澤ゆき「特に好きなのが80年代のショップ袋」|愛してやまないトートバッグ vol.1

  • 2021.4.12
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折りたためて携帯できるエコバッグは今や世の必需品。機能性はもちろん、グラフィックやデザインで個性をアピールするのにももってこい!トート・ラヴァーのクリエイターに、センスを刺激してくれるバッグを見せてもらいました。

藤澤ゆき
〈YUKI FUJISAWA〉 デザイナー

「コレクションしているヴィンテージのエコバッグの中でも、特に好きなのが80年代のショップ袋。ゆるい線で描かれたチャーミングなイラスト、少し版ズレしたプリントなど、手仕事ならではの痕跡が心をくすぐります。ほかとは違うサイズ感のパン屋シリーズは、見つけたら必ず購入する大切なコレクションです。自宅には行き先&用途別に中身をアレンジした数種のトートを保管。色別にわかれているので、迷わず手にとり、すぐに出かけるのが便利なんです」

フランスのパン屋さんがレジ袋代わりに作ったトートバッグ。バケットが入るサイズ感で仕事道具の箔もきれいに収まる。

こちらもパン屋コレクションから。思わず笑顔になるイラストが藤澤さんのお気に入り。持ち手は少し短め、絶妙なサイズ感も面白い。

レースと箔の輝きが美しい〈YUKI FUJISAWA〉のシグネチャートートは、箔の経年変化で元のプリントが透けて見えるのも楽しみのひとつ。

ヘタウマなイラストが愛嬌たっぷり。ドイツの洗車屋さんのプリントバッグは短めのハンドルで自転車に乗る時に最適だそう。

チャーミングバスターズとは?

90年代のアメリカで使われたスラング。女の子がなぜか惹かれてしまう人気者の男の子のこと。ジェンダーレスな今、おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めてチャーミングバスターズと呼んでいます。

GINZA2021年3月号掲載

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