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「妻のトリセツ」筆者が考える「不機嫌」との付き合い方

  • 2021.4.11
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累計88万部を突破する大ベストセラー、黒川伊保子さんの「トリセツ」シリーズから、最新刊の『不機嫌のトリセツ』(河出新書)が4月12日に発売される。自粛生活続きでイライラが溜まったこの時代にぴったりのノウハウが満載の本書は、この「不機嫌」時代にもってこいの一冊だ。

これまでの「トリセツ」シリーズでは、妻、夫、母、父など様々な役割に視点を置き、そこから生まれた悩みを取り上げ、多くの迷える人々を解決へと導いてきた。

しかし今回は、少し視点が変わる。妻や夫などの立場を飛び越え、あらゆる人間関係の中で生じている「不機嫌」に特化しアプローチした「トリセツ」となっているのだ。

昨今では自宅にいる時間が増えたことで、ストレスがたまりやすくなってしまった。家庭問題、職場の人間関係、男女関係など、私たちの身の回りにはとても多くの「不機嫌」の元が発生しているのだ。本書では、それらを脳科学や、感性分析の研究の観点から徹底的に解決へと導いていく。

目次は下記の通り。

第1章 不機嫌を生まない対話術
第2章 女の不機嫌には理由がある
第3章 不機嫌の根源は、脳の違いにある
第4章 この世の「不機嫌」にメスを入れる

人間には感情があるので、誰しも「不機嫌」になってしまうこともあるだろう。それ自体を否定するのではなく、一種仕方ないと割り切った上で、自分が「不機嫌」にならないようにどういった方法をとればいいのか、「不機嫌」な相手に対しどのような対応を取るのがベストなのか、それらを知る必要がある。相手を「不機嫌」にさせない方法を身につけ、これからはもっと快適にストレスなく過ごしていきたい。本書を参考に、もっと人間関係を円滑にしていこう。

著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)
1959 年、長野県生まれ。脳科学・人工知能(AI)研究者、随筆家。奈良女子大学理学部物理学科卒業。コンピュータ・メーカーにてAI開発に携わり、脳とことばの研究を始める。男女で「とっさに使う脳神経回路」に大きな違いがあることを発見し、その研究成果を元にベストセラー『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』(共に講談社)、『娘のトリセツ』(小学館)、『息子のトリセツ』(扶桑社)を発表。著書多数。

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