土曜日は小中高校生入館料無料！　徳川美術館の「土曜子ども教室」で楽しく学ぶ

尾張徳川家の重宝を収蔵する「徳川美術館」

こんにちは、地域特派員のあーちゃんです。 今回は、先日の土曜日に家族で行ってきた「徳川美術館」をご紹介します。なんと毎週土曜日、小中高校生は無料で入館できるんです。そして親子で楽しめる「土曜子ども教室」がとってもおすすめです。

月ごとにテーマの変わる「土曜子ども教室」

「土曜子ども教室」は毎週土曜日①11：00～12：00、②13：30～14：30、 ③14：30～15：30の計３回開催されています。展示室の作品に関する解説とミニワークショップができます。予約、参加費は不要で、開始時間に行けば参加できます。付き添いの大人も話を聞いたりと一緒に参加できます。

展示物のことがよく分かる解説

四月のテーマは『鎧と兜「武士の晴れ姿」』。消毒を済ませた後に、見本の鎧を前に各部分の説明もしてもらえて大人も勉強になります。

このあと子どもたちはワークシートをもらって展示室へ。従来は美術館の方と参加者が一緒に展示室を回るのですが、コロナ感染予防対策のため、現在は個別に展示室へ。展示されている鎧を見ながらワークシートに答えを書きこんでいきます。「ここ分からない～」と聞かれても私も分からず…。会場に戻って答えを教えてもらいました。

ミニワークショップで大名文化に親しむ

そして次はミニワークショップ。四月は「糸を威す」でした。威す（おどす）とは、通すという意味だそうです。鎧の色々なところに施されている糸の威しを、もらった糸と布を使って実際にやってみます。かっこよく見える威し方のアドバイスなどをもらいながらがんばって威していきます。

程なくして完成！栞やキーホルダーにできるすてきな作品が仕上がって子供も満足気。体験を通して日本の歴史や文化を身近に感じられる素敵な土曜日でした。

ミュージュアムショップも 展示物は時期によって替わるので、いつ行っても楽しめます。私が行ったときはお雛様がたくさん飾られていて心が華やぎました。

今後も子供と見たい作品が目白押しです。特に今年度は、国宝で現存最古の源氏物語絵巻が特別に全巻公開されます（2021年 11/13～12/12 前後期で展示替）。千利休が自ら削り最期の茶会で用いた「泪の茶杓」（2022年 2/19～3/1）も毎年短期間しか公開されないのですが、とても素晴らしいですよ。

徳川美術館 住所:〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町１０１７ TEL:052-935-6262 入館料:一般 1400円 高校・大学生 700円 小・中学生 500円 (土曜日は小中高校生無料) 開館時間:10:00~17:00 (入館16:30まで) 休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日） 令和3年12/13～令和4年1/3(館内メンテナンスのため) URL:https://www.tokugawa-art-museum.jp/ 駐車場:あり