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「運命かも…」不倫相手の妊娠で離婚を決めた元夫の言い分

  • 2021.4.11
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「冷酷と激情のあいだvol.35〜女性編」では、コロナ禍でも浮気をやめなかった夫と離婚したものの、その浮気や離婚にまつわる真実を知りたい女性・Mさんの悲痛な声をご紹介しました。では、Mさんの元夫であるTさんは、ほとんど外出もせずにどうやって浮気相手を見つけたのでしょうか。

きっかけはライブ配信

実は以前から顔見知りだった(写真:iStock)
実は以前から顔見知りだった(写真:iStock)

【冷酷と激情のあいだ~男性編~】

「きっかけはライブ配信ですよ。僕はずっとライブ配信アプリで趣味の配信をしているのですが、そこで仲良くなった女性と深い仲になってしまったんです」

元妻のMさんが悲痛な声で「夫がひた隠しにする真実を知りたい」と語っていた話ながら、第三者にはいとも簡単に話す元夫のTさん。聞けば、その女性とはコロナ禍に入る前から顔見知りだったそうです。

「まぁ、知り合いって言っても、最初はライブ配信上だけの交流って感じでしたけどね。でも、最初からやたら気が合うし、感性が近い子だなぁって思っていました。

初めて会ったのは、その子が離婚をしたって聞いた直後です。その子の配信を見ていたら、やけに元気がない顔をしていて心配になってしまって『俺で良ければ、話を聞くよ』ってメッセージをして、会うことになりました」

不倫相手の妊娠に「運命」を感じた

運命かも…(写真:iStock)
運命かも…(写真:iStock)

コロナ禍だったものの、お互いの住まいは電車で20分の距離だったことから、最初のうちは公園でペットボトルの飲み物を飲みながら話をするような間柄からスタートしたそう。しかしそのうちに「もっと親密になりたい」という気持ちが高まってしまい、あるときにふたりは一線を越えてしまいました。

「成り行きって感じでしたね。その日は、公園で酒を飲んでいて、いい雰囲気になってしまい。そのまま彼女の家に行ってしまいました。

それからは関係が深まるのは早かったですよ。なんせ、3回目の夜をともにしたあとに、彼女から『妊娠したみたい』って聞いたくらいですから」

交際期間こそは短かったものの、妊娠の事実を告げられたときには「これは運命かも」と感じたと口にするTさん。その背景には「元妻とは、どうしてもいろんな相性が悪くて、“一生は添い遂げないだろうな”ってずっと思っていたんです」と本人が考える切実な事情が隠れていました。

財産をなくしても清々しい気持ち

子どもはいるけれど…価値観の違いに悩んでいた(写真:iStock)
子どもはいるけれど…価値観の違いに悩んでいた(写真:iStock)

聞けば、いわゆる「価値観の違い」のようなものを、常に抱えながらの2年間の結婚生活だったそう。しかし元妻が悪いことをしているわけではなく、純粋に「感性の違い」で居心地の悪さを感じていただけなので、なかなか離婚を切り出せずに時間ばかりが過ぎていたのだそうです。

「子どももいましたし、その子どもが18歳になるまでは離婚しないほうがいいかなくらいは思っていました。だけど今回、感性がバッチリ会う相手と出会って妊娠までしてしまいましたから、これはもう腹をくくって新しい人生をスタートさせなくちゃって思ったんですよ。

元妻には、素直に悪いことをしたなって気持ちはあります。だから離婚の条件も、ほぼ全ての財産を元妻に譲る内容で提案しました。

お金はすっからかんになりましたけど、新しいパートナーと新しい家族を築いていけることになったので、これから僕は、本当の自分の人生を歩んでいけるんだなって清々しい気持ちです」

恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。

(並木まき/ライター・エディター)

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